こうした事情からトクヴィルは、民主主義においては、言論の自由よりも結社の自由こそが、もっとも重要な政治的権利の一つであると考えるようになった。この市民による積極的な関与、それが政治的体制にもたらすこの実践的な利点こそ、現代の理論家たちが、｢…

６月号のユリイカは橋本治特集だそうである。昨日はたまたま実家に帰ったので、ついでに５月２７日発売と知っていても、念のため本屋に寄ってみる。調べてもらったところ、予約の受付は終わっているが、まだ届いていないらしい。熱心なファンとしては、うき…

「庶民」から脱出するための読書術だそうである。これから先日本では経済格差が起こり、今庶民の人は庶民以下になるだろう。本を読むことで庶民を脱出。成毛眞こそひろゆきと対談してもらいたいと思ったり。成毛さんは上昇志向のない人とは全く接点がなさそ…

例えうざがられようとも、喰らいつくのが社会人だぁ〜私は短期的、事勿れ主義だから困る。しかし、「〜だと思いますがこれでいいでしょうか」というべき所を「〜どうしましょう」と聞いてしまって凹み、自分でやってみてから尋ねたら、もう少し置いてみるつ…

うまくいったら自分の手柄！失敗したら他人のせい！(中略）この論理がなければ，実は成功者に離れない、なぜなら成功者とは、絶対に成功し続けなくてはいけないもの。失敗したら、蹴落とそうとする人間の攻撃材料になるだけなのである。 オレが死なないため…

「ちったぁ自分で考えや！」と叱られて凹む。ううぅ、やっぱり頼りすぎだよな。積もり積もったものが言わせたせりふだろう。 (ちなみに田舎は言葉尻がきついので、見捨てられた云々ではなかろうが）しかしそうは言っても、右も左も分からないし、農業技術大…

ゲームでの死が現実となる。完全バーチャルリアリティのゲームはログアウト不能。思考実験として面白いかどうかは議論の余地はあると思うのですが、感情移入できる度が非常に高かった。登場人物が死ぬかもしれないと思ってどきどきさせる筆力は近年まれに見…

職場の人の8割がたが持っている（たぶん引き出しの中に入っていたりしてそれ以上の人が持っていると思う）土壌肥料用語事典に新版が出た。自分が買ってから1年もたっていないとちょっと残念な気もしますが、文句言わずに買い直し。こいつは試験に使えるので…

途中で読むのをやめようとは思わなかったが、新しい発見はなかった。１９９４年ごろの本だし、切れ味は失われてからの本だろうか。経済学者でないから、バブル後でも普通の不況とどこが違うのか分かっていないのは当然として、この後９９．９％が中流意識を…

そもそも、いい作品、悪い作品というのは本来ないはずですが、それでも、強いていい作品とそうでない作品を見分ける方法というのはあります。文句なしでいい作品というのは、そこに表現されている心の動きや人間関係というのが、俺だけにしかわからない、と…

性交3日間以内に薬を飲むと妊娠率が4分の1になる緊急避妊のことは、新聞でちらっと聞いていたが、まともに聞かされたのはこれが初めてである。ピルの妊娠率は０．１％らしい。ピルを飲むと月経が軽くなるし、時期をずらすのも可能らしい。オギノ式は妊娠のし…

農耕と園藝5月号の別冊付録「肥料と施肥、有機質資材の基礎知識」が使える。必須元素、微量元素の過剰症、欠乏症をそれぞれ１Pかけて紹介したり、IBやウレアホルムの説明もある。植物の養分吸収とイオン相互の関係も使えそう。用語の説明が短く試験には使え…

節義を看板にするものは、必ずその節義のゆえにそしりを受けるし、道学を標榜するものは、常にその道に因って咎めを招くものである。それ故、君子は、不節義、不道徳のごとき悪事に近づかぬのは言う迄もないが、また強いて節義だの道学だのと善名を得ようと…

亡くなったチャップリンは映像の中で、最も優美に、マナー正しく、かつウマそうにものを食べる演技者であった、と私は思う。 ○なんということもなさそうだが、出だしでハートをつかまれる、「ライムライト」の中でチャップリンはものを食べるようだが、実は…

BSジャパンのビジデジはちょうど「格差社会という不幸」を読みながら見ていたのだが、勝間さんはこの本を読んでいたらもう少し議論の幅が広がったのではないか。○国民幸福度ジンバブエの人と比べるとマシ（大意）BYひろゆきとゆ〜かそれだと、キャノン会長の…

｢構文エラー」だそうだ。２度目の文章に初回の気迫は込められないな。

宮台 宗教的良心のアメリカ。連帯のヨーロッパ。血縁の中国やユダヤ。ビクトリア朝伝統のイギリス。コーポラティズムのドイツ。日本の場合は特定の場所に一緒に住むという事実性に結びついた共同体制でした。(中略）ところが国土は荒廃。同じ地域に長く一緒…