2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

居酒屋の世界史

居酒屋の世界史 (講談社現代新書)作者: 下田淳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/08/18メディア: 新書購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (16件) を見るファイナルファンタジーで宿屋と言えば居酒屋の二階、と刷り込みをされている。居酒屋に…

ミニミニ宮台君は既に存在しない

宮台真司の「愚民社会」について書かれたはてなのブログは現在、自分を含めて15名。発売後3カ月もたっているのに、少ない。で、それらを逐一たどっていくと、ミニミニ宮台君(だったけな?)宮台先生の強烈なフォロワーは存在していない。どちらかというと、…

しょうがないかなと思える

先週末は同期と飲んでいたんだが、みんな、社の方向をどうしたいのか、とか大きく言えば、日本の方向性みたいなことを話せるんだな。まだ、誰も本社を経験していないし、そんな全体的な方向性は頓珍漢である可能性が高い。しかし、それにしても、そういうこ…

先週買った本

たいした問題じゃないが―イギリス・コラム傑作選 (岩波文庫)作者: 行方昭夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/04/16メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 72回この商品を含むブログ (26件) を見る今回の冒険本。結構、刷を重ねている。愚民社会作者: 大塚…

イシューからはじめよ

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」作者: 安宅和人出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/11/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 48人 クリック: 660回この商品を含むブログ (145件) を見る今年の仕事の採点結果を個人面談したのだ…

マイノリティの拳 世界チャンピオンの光と闇

マイノリティーの拳作者: 林壮一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/14メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (17件) を見る日本に住んでいて、自分の境遇が不満なんて、なんて贅沢。別に努力しないと這い上がれないというつも…

人はひとりで死ぬ

大往生を遂げた人間の供養は必要ないと言えば、言いすぎと感じる人もいるかもしれない。だが、社会から十分な恩恵を被った上で亡くなるなら、死後にそれ以上のことを望むのは、あまりに贅沢すぎる。 職場の45歳男性は、「一人暮らしの気楽さは捨てられないけ…

10年後あなたの本棚に残るビジネス本100

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100作者: 神田昌典,勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/10/31メディア: ムック購入: 2人 クリック: 51回この商品を含むブログ (63件) を見る3年以上前の本を本棚から発掘する。とりあえずマーケティン…

ブログを書く

実はこのブログに関しては、完全に目的を失っている。始めはあった。それこそ30年後にはあるかもしれないけど。書くことが好きだし、読んでくれる人が10人いたらいいか、みたいな。10人もいるのか、と言われると、一人もいない気もするが。滞在時間0秒とか6…

人間失格?「罪」を犯した少年と社会をつなぐ

この弁護団の活動を公平な見地から冷静に追った東海テレビのドキュメンタリー番組「光市母子殺害事件の光と影」は、ギャラクシー賞を受賞するなどのちに高い評価を得ましたが、当初は番組の制作を企画したディレクターも、「そんな冷たい人だとは思わなかっ…

米国製エリートは本当にすごいのか?

さらに国土の広さは、隣接する国を増やし、防衛費を膨張させるというマイナス面もあります。中国は十四ヶ国と国境を接しているため、どうしても軍事費はかさみます。家が広いと、メンテナンスに時間とコストがかかるのと同じことです。 これがスタンフォード…

先週買った本

ルポ 資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄 (朝日文庫)作者: 白戸圭一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/02/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見る成毛さんのお勧めということで自由と規律―イギリスの学校…

日本の殺人

今年のベスト新書候補であった。 実際の殺人事件の被害者は、まず、加害者の実子であり配偶者であり、親である。それらで過半数である。何と遺族とは加害者自身なのである。メディアで論じられる議論は、大多数の殺人事件を無視しているわけである。しかも、…

会社でパッとしない人の「うだつ」の上げ方

会社でパッとしない人の「うだつ」の上げ方作者: 小関敦之出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/03/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る本を出したいネタがあるのだが、一体どうすればいいんだか。…

風眼抄

―ふと、このごろ考えたことだが、もし人間が、文字通りどんなことでもやれる、という空想的独裁者になったとしたら、そのやりたいことの一つに、自分の子どものころの世の中を再現させる、ということがありはしないか。だから、今もしある地方のある町を、タ…