イシューからはじめよ
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 48人 クリック: 660回
- この商品を含むブログ (145件) を見る
今年の仕事の採点結果を個人面談したのだが、採用された時から1点も変わっていない。
(おいらさんの社は採用時から成果主義にさらされる鬼会社である)
てか、あと1点下がれば、おいらさんは出来ない社員レベルかよ。
隣の課の人からは、「いつも早いね、早く来るときも秋津君のほうが早いね」て言われるぐらい、朝残業しているのに、昨年は主担当で大ポカやらかして、今年度は細心の注意を払って大ダメージを出さなかったのに、昨年から変わってない!
(ちなみに2年前はちょっと上がっていたけど)
1日に1回も顔を合わせない人からオール3の評価をされると、モチベーション駄々下がりである。布団の中で泣いたぞ。
ま、残業しているったって60万円分タダ働きをしている程度だし、来年度は100万円分チャレンジをするか(涙)、これで評価が上がらなかったら、9時5時社員になるもんね。
いや、仕事面白いから、そこまではしないかな。育休とるけど←結婚するのか?
と、休日も関係なく事務所に顔を出す覚悟は完了していたんだけど、この本で「犬の道」「根性に逃げるな」とあっさり突っ込まれる。
う〜ん、おいらさんの分野は(あんまし意味のないと思われがちな)データをとればとるだけ評価されるきらいがあるので、この本に言われた事柄がそのままあてはまるわけでもないと思うんだけど、確かにインパクトのある回答という視点は全くなかった。
あんまし意味のないデータを取ることに集中するより、いままでの常識と反するデータを出したほうが出世できそうだ、もとい面白そうだ。
(いや〜同期がさ、出世コースに乗ったわけだよ。ま、別に自分は出世する器でもないことは自覚しているのだが、ちょっと悔しくもあるような)
それから、行き当たりばったりでなく、問題解決の型と言うのか、こういう流れもあるのか、私はここが甘いかな的なことや、フレームワークとプレゼンテーションの項が近くにあり、フレームワークの図をパワポに使ったら説得力が増すかな的発見もあり、楽しい読書となった。
とりあえず、再来年度の計画は、来年度現場の人にインタビュー計画、これは今年度も言われていたのに全然しなかった、を、実行して、価値のある課題を見つけてから、解決に取り組むことにしようと思えただけでも大収穫だな。