ソードアート・オンライン1
ゲームでの死が現実となる。完全バーチャルリアリティのゲームはログアウト不能。
思考実験として面白いかどうかは議論の余地はあると思うのですが、感情移入できる度が非常に高かった。
登場人物が死ぬかもしれないと思ってどきどきさせる筆力は近年まれに見るクラスだ。
それから、同じ作者のアクセルワールドで見られた、ページの残りが話が収束するまでの時間理論を思い出した。
これの話は逆なんだけど、予想を裏切られた。
ところで、私は充実第一主義です。
自分の充実が一番、本を読むことが世間で許されていることでよかった。
そんな私ですが、パチンコ嫌いなのよ。世間ではゲーム云々でうるさいくせになぜパチンコに寛容なのか。
刹那的な射光性のなにがいいんだ、である。
自分が不寛容な分野もあると知っていると、他の人が不寛容になったときに生暖かい目で見られてよい。
はっ、仮想現実と現実の区別を充実を軸に書こうと思っていたがどっかいッた・・・
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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