雑草たちよ大志を抱け
雑草たちよ 大志を抱け (フィールコミックスFCswing)
- 作者: 池辺葵
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: コミック
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へえと思った。なんか評価が高いというポップで借りてみて、ありきたりかと思ったが最後に引っかかり。
ネタバレっす。
中学校か高校のクラスの下位クラスターのオタク女子たちの話だと思っていて、最後、小学校のころいじめられた子をかばっていじめられるようになって、かばったいじめられていた子もいじめるようになって、1年後、いじめる側になった女の子が謝って許してもらった。いじめる側になった子は、その時かけられた言葉で、これから何があっても生きていけると思ったと。
えーと、これは次の(いつかの)お題っす、たぶん。
しかし、いじめられることがすぐ側にあるのが見える、薄皮一枚感がなんともというか、この子たちに居場所はあるが、それは一時的なものというか、すぐ壊れかねないことで、外の世界がこっわい感(と私は感じた)は、たしかに学生の頃を思い出させた。
中学校でクラスで下から二番の成績で、中3の時にこのままでは就職先がないと、蛍雪時代の分厚い大学受験科目事典を眺めながら恐怖に駆られて、高校に入ったら(中高一貫つーか仮入学になる夢を4度ぐらいみたっす)授業中は起きるようにしてクラスの中程度にはなりましたっすが、
なんというか、今でも、世間に受けれられない感があるというか、ブログに書くようなことは言ってないんすというのもあるんだろうけど、みんな迷惑にならない限り好きなことをやっていい(=好きなことが違う)孤独感というか。
ああ、この本で主水の出てくる時代劇、一番目のやつを電車で語り合う場面あるっすが、貴重な幸せっつーか、羨ましくも感じつつ。
好きになること、人を好きになること、その人に拒否されるかもしれないこと、心の中に閉まっておくこと。
恋をしている子は許した子なんだろうか?(顔を覚えてなかった)
受け入れられること、恋人に気を遣うのはどうか、とか昨日のツイッターでお題を拾いましたが。
自分の痒い所に手が届く人、自分が振り回す人、自分が振り回されること。
私の相方は、ホンマ空気感と言うか、夜寝る前、今日のデートで何をしゃべったか思い出せない空気感ではありました。
私は相方に不満がないわけではなく、相方も私に不満を漏らすこともある。
まったく引っ掛かりのないのも物足りなくなるだろうし、小さな違和感を挟むのも楽しい(か?)
前の記事の距離感のお題っすか、相手を気遣うのは面倒くさいが、大事な相手の不満が少なくなるのはうれしいっすかね?
好き勝手、何でもしていいこのご時世に、相手の優先順位を上げること、大事にされること大事にすることは表裏一体っす。
拒否されるかもしれないっすが、声をかけないことには距離を縮め始めるきっかけにもならない。
好き勝手していい、私なんてどうでもいいのに(ってニヒリズム)で、あえて、大事にしてくれる、この人ってセンスオブワンダーっす?
拒否されてもそれはそれで相手は正しい。私の気持ちも正しい。リズムが違うだけっす。
一瞬でも合ったと思えたら奇跡で、そのことを胸にこの先何があっても生きていけるのか(永劫回帰かな?)、ゆっくり熟成させるいつかのお題っす