レジリエンス入門
レジリエンス入門: 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 内田和俊
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/09/05
- メディア: 新書
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副題は「折れない心のつくり方」で、私の言うところの自尊心と自省心のいいバランスのとり方を書いた本です。
それなりに生きれば自分自身でこんなノウハウつくっとるやろうけど、他人の考えで検算し直すと穴もあるし、おもろいもんでした。
ストレスにつぶされず、しかし全くストレスを感じないのも問題で、整理されたらこうなるのか、の心を強くするには。
思わず自分を点検し直しました。
筆の間に肉声が聞こえる?いい本でした。
レジリエンスを弱めてしまう7つの考え方
1 否定的側面の拡大(肯定的側面の否定)
2 二分化思考(少なすぎる判断基準、勝ち負け思考)
3 「当然」「べき」「ねばならない」思考
4 過剰な一般化
5 結論の飛躍
6 劣等比較
7 他者評価の全面的受入れ
だいたい自分OKだなと自画自賛するけど、なかった視点が過剰な一般化です。
何が例外であるか、例外に当たっただけだろと思うのに、なますを吹くというか、生きづらくしているよなって子がおりまして。
私は中学時代に運動部に入らないと不条理に関する感性が弱まって生きづらくなると思う派です、というか、正論が通らない世の中でどうやって生き延びるかのノウハウがー
確率を考えるそのための全体像をつかむにはどうしたらいいのでしょうか?
経験からではなくて歴史から学ぶって、第3者の視点を我が物とするにも良し悪しなんだけど、自分の中に他人の目線を入れる、商品を売るには商品のいいところを説明するんでなくて、お客さんが不便を解消したところを想像さす?
ステーキのシズルの話は、読んでないな、と断言するのも怖いんですが。
ステーキを売るなシズルを売れ --ホイラーの公式 (フェニックスシリーズ)
- 作者: エルマー・ホイラー
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 単行本
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他人の生活に対する想像力って、私はあんまりなくてつらいところなんだけど、そのお口は何のためにあるのだというか、適切に質問する力ってのもいつになっても課題になりますな。
何が通常かの世界の掴み方のノウハウを書いた本があれば買うな。
というか、確率思考の長所と欠点か。
完璧主義は失敗を恐れたりしてストレスが多いし、1〜7の考え方と表裏一体、「様々な制約のある不公平で理不尽な現実を素直に受け入れ、そんな状況の中で、ベストを尽くそう」とする「最善主義」がおすすめされるそうです。
いや、他人にこの本をプレゼントしようと思ったので、その前にメモメモでした。