関係の唯一性の条件とは

今日は命の重さについて、改めて考えてみたいけど、今のところ、閃きの感覚はないし、ただのポエムっす。


彼女は、金魚の卵を買って育てるのに夢中になっている。

孵化は無事済んで、小さいのが300匹ぐらいと言っていたのだが、この週末に帰ると100匹ぐらいになっていたそうだ。

死骸がないので共食いしたのではないかと。

100匹でも飼えるわけないし、それで良かったといいますが、命の価値について考えるわけである。

数が多いと代えがいくらでもある。

しかし、ウジャカウジャカの人間を考えると、数の多寡が重要性にとって必須ではない。

基本は数が大事だが、代えの利かなさはそれまでどういう関係を取り結んできたか、その人でなければならない性、ってやっぱり数の希少さかな。

というか、関係を取り結ぶというのが分からない。

クロ現で契約結婚もどきの老男女を見た。

旦那さんみたいのは奥さんみたいなのに家事をしてもらう代わりに生活費と多少の遺産を残す。

柴門ふみは、女の人が早く病気になったとして男の人が女の人のために家事をし始めたら、それが愛、と言っていた。

関係とは迷惑をかけて掛けられ、こちらの迷惑かけられ量が多くても、それでも関係を続けることであるか。

相手が自分にないものを与えてくれる。

とかいうと、結婚するきっかけは過去の思い出というか、相手が自分に多大な影響を与えたことだったりすることもある。

それが現在の幸せとは限らない。

そう言えば私は関係の唯一性というのが分からない。

私の理想は一緒に成長し続けること、だったりもするが、成長の方向は当然異なることもあるだろうし、理想の関係は一瞬じゃね、的で、理想の関係とは何なんだろう?

ちなみに私は彼女とは一緒にいて安心できるということですが、じゃあ安心できるってことは何なんだろう。

世界中が敵になっても見捨てないことであるかって、所詮は赤の他人だしなーいや、私がそんなことをしたのは誤解であるとか、何か事情があるとか思ってもらいたいかな。

何か、一方的に決めつけるようなことがあれば、こっちが切れているのは確実であるが、こっちの弁明を聞く気がある傾向があるような気がして続いている。

一応、放っておいてもらえるのが基本で、何か反対意見を言われたらうんうん聞くようにはしているけど、私の意見を曲げるにも、ま、えっかと思える相手を尊重する気持ちはあるわな。

相手を尊敬できることが必要なのかというか、嫌われたくないだけであるのか。

ちなみに彼女は僕の何がいいのかちっともわからないといいつつ、命の重さを感じるには、相手を尊敬する気持ちがないといけない、と、とりあえずの結論にするには、詰めが甘い気がするのであった。