2013年8月号

米国の川や湖で、アジア原産のコイが幅を利かせている。

1970年代、下水浄化に利用しようと、ハクレンやコクレンなどコイ科の魚が数百匹輸入された。

その後、氾濫などに乗じて河川へ泳ぎ出して、今では百万匹超にまで増殖。

五大湖に迫る勢いで生息域を広げているという。

南アフリカ共和国では、飼育場で繁殖させたライオンをフェンスで囲った私有地に放し、ハンターの獲物としている。

だが、その倫理性に疑問を投げかける声もある。