百年分を一時間で
- 作者: 山本夏彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/10/20
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
夏彦じっちゃ、やっぱり面白い。
私とじっちゃ達(お年寄り)とは、知識が隔絶している。
私としてはないのが当たり前なので、それがどうよとは言いたくなるのだが、
じっちゃが残念がる(?)原因は、じっちゃははっきりというほど野暮ではなく分からない。
でもじっちゃの本を読めば輪郭はつかめてこそうで、読み直しに集めなおしてみようかな。
じっちゃは毒舌である。
自衛隊は
あれは軍隊じゃありませんよ。つい10年前まで税金ドロボーでした、憲法違反でした。これだけ侮辱されたものが、国民のために死んでくれると思うのですか。図々しい。
国民の支持と敬意をうけない軍隊は軍隊ではありません。いま自衛隊を認めていいという気運があるのは、天災地変にかこつけて、助けに来てくれるのは自衛隊だけ、しかもタダだから認めてもいいなんてこんな侮辱はまたとありません。
人は侮辱したつもりがなく侮辱していることがしばしばある、想像力の欠如です。
コメントを控えさせていただきます。
テレビや雑誌で大臣の自宅拝見などを見ると、たまたま百坪ある、二百坪あると騒ぐけど、そんなもの昔なら百石取くらいの侍の地所です。
東京とか3DKの家とか聞くけど、私の実家や祖父の家は6Dk以上なので、うさぎ小屋に住んでいるのが信じられなかったりはします。
合いの手の女性社員が、のほほんとしたいまどきの女子の感じで、おいらさんより知識がある。
それに少しショックを覚えつつ、知るってことはどういうことなのだろう、昔は勉強だけできたって「動く本棚」と言われたそうでありますが。