社長は少しバカがいい。

社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則

社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則

★4つ半ぐらいかなと思っていたら、震災が起こっても「赤毛のアン」ミュージカルを実行し、福島の子を招待した話で涙しちゃったので、格上げした。

終戦時10才だった社長は、やっぱり格が違う。

経営とはゴールから始めるものだ。目標を定めて、そこにたどり着くためにできる限りのことをする。

社長は孤独ではないか?よく聞かれる質問だ。しかし、僕は孤独だと思ったことはない。(略)

僕が「こうしたい」と思っても、社員の反論を聞いたり、因果を含めたりしなければ組織は動かない。独裁だからといって、ゴリ押しでは結果は出ないのだ。

だから、僕は社員とコミュニケーションをとりながら、自分のペースに巻き込んでいく。

財務会計」が頭から抜けないんだよ。税務署や証券取引所に報告するために、間違いのない書類を作ることが第一義になってるから、数字が読めない。(略)

経営にとって大事なのは、「管理会計」だ。経営状況を診断し、危機を察知し、対応策を考える。

正しく計算できるから、数字に強いというわけではない。数字から「現実に起きていること」を読む力があることを「数字に強い」というんだ。

端々が勉強になる。

リスボン津波に襲われた街であることを知っているなど、社長、書いていないけどかなり読書家ですな。

営業のコツは、相手のことを調べて、気持ちよく喋らせて、負い目が出来たところで、その会社の経営の疑問点を尋ねる。

お天気の話なんてするのはダメだった。


赤毛のアンのミュージカルをする。ガイガーカウンターを作る。社会貢献も出来る会社って社長の鑑や。

私は、以後、エステー化学を贔屓することに決めましたのです。