就活エリートの迷走
就活というだけでなく、若者の行動を分析していて、これってあるある、と我が身を省みて反省。
私は別に就活エリートでないけど、夢見がち(海外行きたいとか)であり、思い当たる節がチラホラ。
就活に失敗している人も、こういう人がエリートに見られるのか、真似できるところは真似したら良いと思う。
自分の適性を知る自己分析を就活を通じて行うが、個人が頭の中で自己分析を行っても、実際の試行錯誤で行われたものと異なり、そう思い込んでいるだけの可能性も高い。
無理な自己分析を行い、自分を鋳型にはめ、それと外れた会社の仕事を受け入れられなくなる可能性がある。
思い通りの人事でないと受け入れられないし、壁にぶつかると他の人のせいにする傾向もあるらしい。
自分は挫折(病気)もしているので人のせいにはしていないと思う。
それに最近悟ってきたのだが、仕事は面倒くさい手順を踏むことに時間をかけるのであって、サクサク進むものじゃないしいつも面白いわけじゃない。
ここを超えたら、また違った風景が見られるのだろうと踏ん張りどころだな、と思ったり。
それから、面接に大きなウエイトを占めるコミュ力は、スクールカースト上位の子たちが得意とするものであるが、実際は周りの空気を読み合わせるウエイトが大きい。
人に合わせて、ぶつかりあいがなくては、いい仕事ができるわけもなし。
自分も嫌われてまで人に忠告しないし、思い至る節がある。
ちなみに「自分がやりたいこと」「自分にできること」「その会社でやるべきこと」はアメリカのエリート層で働いている人に対してのツールであって、まだ働いていない新入社員が使うツールではない(とどこかに書いていた気がするが、7分本を読み返しても見つからなかった)など、勉強になりました。
- 作者: 豊田義博
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