まおゆう魔王勇者1

先が読めないのに、先を読み進めんでいくとこれしかない、という気になる。

要するに、アレンジが利いているが、奇をてらっていない王道だと思えるのである。

なんとなく安心感があるのは、最後をちらっと読んでいるからかな。

魔王が何とかしてくれる空気がある気がして、「丘の向こうへ続く道」は代表者へおんぶに抱っこじゃつまらない。

で、メイド姉がいるんだろうと思うし、解説を読むと弟子どもがひとり立ちしていく風であり、どこまで当事者が増えるか楽しみである。

収穫といえば、ハンザ同盟かな。

確か田中芳樹関連で知った覚えがあるのだが、自分の追いかけテーマとして設定された。