Landreaall ランドリオール 14

ちらっとゼロサムを立ち読みして、この後どうなるんだ〜って興奮しました。

村にちょっと危険なモンスターが出て、怪我をしている主人公は子供達と教会で待機。

しかし、いつもは子供達もこのモンスター退治を手伝っていることもあり、
「心配ないさ大人がいなくても・・・俺とお前がいれば」で、剣を習っている10歳以上の子どもで、退治を行うことにしました。

ここに大きめのモンスターが現れたことから、戦力として不安な子を教会に戻るように主人公が指示を出すが、いうことを聞かない子がいて主人公はその子をかばって負傷。次回をまてっ、でした。

主人公はもしものとき責任とれるんかい。もしものこと考えてなかったよね。

自分の予想しなかったことが起こったときの責任の取り方について考えるヒントがあるかもと、次回が楽しみでした。

でも、主人公責任について考えることはなかった。

「俺もまだまだだからさ。次はもっと上手くやろうな。

俺がお前たちと戦おうって言ったのは俺やお前ならケガしてもかまわないって意味じゃないんだよ」

予想の斜め上を行く展開だが、なんか説得力ある。自分と違う思考形態。ふっ、人間がそこにいるぜ、みたいな。

ちなみに予想できないことに責任は取れない。最善を尽くしたどうかのみ気にするべきが正論だと思いますが、ティティのように悩むリーダーが信頼できるのか、犬の飯にもならないので不感症のリーダー*1がよいのか。

ティティ達が経験したモンスターとの対峙は、主人公のモンスター退治と違い選択肢はなかった。

主人公は何とかなると判断し、何とかなった。なんともならない状況に追い込まれたときどうするのか。

今までは逃げているようだったが、今回王のあり方に接近するセリフがあり、主人公が判断に責任が負えないと思うときの行動に変化があるのか、そのとき明らかになる主人公の一番大事なものは何か、責任を負う覚悟をするのか、これから示されるか非常に楽しみです。  

Landreaall ランドリオール 14  おがきちか 一迅社 2009

*1:でもそれっていい結果が出せるリーダーはよいリーダーで。結果が出せなくなったときのリーダーは?なシビアな世界は肯定しづらいがそこまで書くかな