9割
昨日は定期病院の日だった。
後ろに誰もいなかったので、医者とだべった。
「子供に病気が出ることを言うべきでしょうかね」
「君の病気は複合的な因子で出るから、発症に法則性がない。僕は遺伝病とは思っていない。
子どもに出る確率は1割で、9割は発症しない。
近親者に病気を持っている人がいない場合でも(例えば秋津君の出た高校でも1学年2,3人は出る高い確率とか一卵双生児でもとかいろいろ遺伝病とするかの根拠を)。」
「でも、好きなことができる人生に期限があったほうが、一生懸命生きる気が」
「僕や君だって明日死ぬかもしれないし」
というわけで、「ワンダー君は太陽」っぽいのとか、「子どもが教えてくれたもの」っぽい、病気物(?)をよく見せて、人生について考えさせる教育方針は継続するけど、直接は発症確率は言わんとこうと変更。
病気になっても我が子は我が子っすけど、後悔のない人生を送ってもらいたいとは思うっすけど、1割におびえることもなしというか、
まあ思春期に変なこと聞かされてもどう出るか分からないほうが怖いっすかね。
で、なんとなく「なんで生んだんだ」とかなじられる展開が想像出来たりもする。
その時のショックはその時でしかわからないというか、甘えたことぬかさないようにする教育とはどんなもんか、ボーと考えている。
親にできることは、愛を注ぐことだけっつか、それだけが難しいというか、社会に出ても持ちこたえる力をつけさせることだけ、かなーどうだろ?