正しいこと
自分の価値観も他人の価値観も両方大切な私ですが、どっちかというと、外に正しいことがあると信じているのかどうなのか、
いつもの通りの自分語り編です。
- 作者: 佐藤直樹
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2017/04/26
- メディア: 単行本
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水木しげるさんの教えにあった「目に見えない世界を信じる」という言葉とも通じますが、目指すところが見える見えないを超越している。
しかし見える世界に捕われることを良しとするのが「絵画」であると言えます。
読んだときはなかなかいい話の種に育ちそうだと思ったが、4日たって余韻が消えたら、どっか行った(泣)
小崎 「アート」と「実存」という言葉を指示しているものの違いは、「アート」は絶対に見る人要求するんですよ。(略)でも、実存は、極論すれば観客がいらないんだよね
というわけでこっちにこけます。
現代思想は欲求と欲望だったか、他人がいるときと一人のときで生じる欲する物の言葉が違った気がする。
しかし、ロビソンクル―ソーでなし、人がいないところで生活するのは不可能なので区分する必要があるのかというか
ニートがほとんど欲しいものがなくて、お金が要らないというのは興味深いところではあるが。
空、雨、傘、だったか、状況があり、判断があり、行動がある。
私の欲する物は、行動の源である。そこが狂ったら、行動の結果が頓珍漢になる。
そうなって欲しいそうであるべきだという願望を排除して、判断する。
外の状況と、私の思考は別物で、判断はなるべく客観に近づけないと、結果がついてこない。
私の目標とする状況と、現況の違いを埋めるのが、判断で、行動である。
押井守が人生の目標を一個決めなければ、流されて終わるだけ、だったか、目標大事♪
目標を設定する私の欲する物は、他人の視線を介する物か否か。
他人が欲しがるものは、競争があり、自分のものになるのかはビミョー。
叶わないものを欲しがるのはストレスだ。
その場にあるもので満足しましょう教は気にくわない。
そうであって欲しいが、そうでなくとも構わない、と、理想には執着しなくなりたいというか、そういう余裕がないと、頭が働かない。
理想が変化すること、理想の過程が変化すること込みで理想を設定したい。
妄執って暑苦しいから嫌いなのか、そうであって欲しい願望が強すぎると、現況判断が狂うことが多くなりそうだ。
柔軟性が必要とされる。
ま、一方では、没頭しつくさないと見えない風景もあるけどね。
うーん、バランスか。
ギリギリを攻めるには、小さく失敗したことを含め軌道修正していかなくてはいけない。
失敗しないことばかりでは、ギリギリを攻めることにはならない。
小さく失敗する覚悟を必要とするのは、こうでないといけない感か、柔軟性かと言われると、孔子の「恕」的に、もともと持っている個性の傾きで、方針を決めたほうが、結果のブレが一定になりやすい気もしたのでした。
自分語り的には、自分の外に正義があると思っていれば、自分の判断を疑いやすく、軌道修正しやすそうで、冷静に現況を分析できて、結果が最悪にこけることにもならなさそうだがの、
実行する意思力と柔軟な軌道修正のバランスって満足した時点で腐る類だよな。