人間を描く
年末(ってネタ温めすぎ)、暇だったので、漫画図書館Z?で無料(エロ)マンガを読んでました。
うーん、絵でエロを読むのはあんまり萌えない、頁の制限があるしか、機械的に書かれても?、エロは字のほうが好きだなというのは置いて、
ほう、数をこなすと見えてくるのってこれか的発見でした。
一つ一つのマンガにテーマがあって、それをどうのりこなしていくのか?
ジャンプとかの王道商業誌しか普段読まないんすけど、ちょびっと毛色が違う。
洗練されていない、というか、テーマの解決がストレートでないんス。
迷い、というか、無駄がある、というか。
finalventさんがマギを評価するようなことを書いていて、あれ、finalventさんにとって面白いマンガか?と疑問に思ったのは確かなんス。
あれも、余韻がないマンガだからな。
ユリシーズを読んでみたんス。
僕の思考回路も、突込み、突っ込まれ、脳内会話で、あっちこっちしつつ、思考が進む感じである。
そっち系の話は人としないんでどの程度、みんなしているのかわからないんだけど、ユリシーズをとりあえずの一般解としたいというか、
あっちゃこっちゃ迷う、その感じが人間を描いている感だな、自分にとっては。
ジャンプとかは、人の行動に迷いがない。結論向かって一直線。
迷うなら迷うでその状態で、なんとない割り切れなさ、矛盾や複雑さが書いてないけど感じられる深さがなくて、人が書割っぽい。
この人も考える人だなーと思った原因を探ってみると、一般的な解を考えて無駄なく書いている感じでなくて、(特殊であるかもしれなく無駄ともいえるかもの)自分の経験から拾っている感である。
橋本治が、考えると言った時に、「人の考えることを考えてそこを基準に自分の考えをつけ足したりする人」と、「前提から(はじめから)自分の考えを考える人」がいる、ようなことをかいておりましたが、
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私は論理が飛んだように見える、後者の意見のほうが好きですね♪
私にとって、考えている人は、みんなに理解されると思わないけど的雰囲気をさせて配慮はするけど、意見を組み立てるのに、文と文のつながりを自分の中から取ってくる人かな?
商業誌とかって他の人の目から見て繋がるように文を組み立てるけど、その読みやすさって、人の心象的に無味無臭に近づくので詰まらないと言えばつまらないのであった。
考える人はいるようでいないようで、見るときは、ああ、ここにもいるな、と連続で見つけるというか少し心が温まるのでした。
どうでもいいことですが、最近、新潟からのログが残っているのに気付いたので、ざんげしておくのすけど、2011年にgoogle+に誘われていたことに、2014年ごろに気付いたんス。
メールの保存ファイルにあったんで、自分でそっちに移したのは確かなんだけど、当時の記憶が全くない。
仕事で死んでたなというか、いや、その人が炎上で落ち込んでいるときに励ましのメールは送っていたんだが、私はサイレントマジョリティのつもりだし、そんなお近づきになる下心もなし、一言何か書くべきかと思いつつ、もう3年たってる今さら感で、ズルズル月日が過ぎて行ってたんスけど、
その人の友達がオフ会するって言った時に、「えーするのー」的読者への信頼がないセリフを聞くと辛いな、である。
私も一因かと思うのは誇大妄想だけど、あんまり有名になりすぎるとノイズの多さに同情しつつ、(うちが目をつけられたら、場所移すか、無視るだけの根性があるか微妙な線だな)、
いや、見てるわけないんだけど、最近、保存ファイルを見る機会があって(保存のくせに年単位でチェックしない)、心苦しいのでざんげしときます。
遠くでご活躍を楽しみにしてます、と、プラスに行って書き込んでもいいんだろうけど、今さら忘れてるだろうし、蒸し返すのも