愛と正義の美少女戦士
私定義だと、愛とは不愉快な相手の存在を認めることである。赦すこと。
自分が嫌なことをされても、あいつもいいところだってあるし、と思えることで、
でも、赦すは神の業(わざ)、不愉快な思いをして、即座に返そうとする人、ためがきかない人は世の中にいるようだ。
大体、もっともだけど、そこまで言わなくてもえーやんで、感情的になって落としどころがなくなるのも多そうで、
(この辺、盗人にも3分の理と言うか、どんなことにも3分は正当性があるので、こじれる種は転がりまくりである)、
とりあえず受け流せい、と、他人事なら話せるというか、自分、妙に忘れっぽいのを最大限に利用している感はある。
まあ、愛とは相手を受け入れることである。譲歩である。
対して、正義とは、自分の考えを相手に押し付けることである。
押し付ける正当性って、同意を得られないことも多そうで、権力(暴力)が背後にあるにおいがしまくりで、秋津君は正直あまり好きではない。
だが、
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グローバルスタンダートは、よくいわれるように、「アメリカ人にとって都合のいいルール」というわけではない。
アメリカの主流派であるWASP(白人、アングロサクソン・プロテスタント)にとっては、自分たちがほかの人種より優遇されるのが最もよいルールだ。
それに対して最初はアイルランド系やユダヤ系の移民が、次いで黒人やヒスパニックが激しく抗議し、ときに血を流してつくりだしたのが、人種や性別、宗教で国民を差別しない公平なルール、すなわちグローバルスタンダートだ。
アメリカ人が傲慢に感じられる理由は彼らが自分たちのスタンダードに宗教的な確信を持っているからだ。そのスタンダードとは、アメリカの建国の理念であるリベラルデモクラシーのことだった。(略)
1 すべての人は生まれながらにして平等に人権を持っている
2 すべての人は法律に従うかぎり、自己責任を条件として、自由に生きる権利(自己決定権)を保障されている。
3 国家権力が国民を管理するのでなく、市民(主権者)が憲法によって国家権力を統制する
法律を守る限り、みんなちゃんと暮らしていける、というのも一つの思想に過ぎないわけで。
結婚差別、就職差別なんてマシで、殺されるなんてことも考えないといけないのか、アメリカのゲイっぽく?
たまたまマジョリティに生まれて、マイノリティに生まれて、あんまり差がつく人生は嫌で、それが間違いだったと言えるのは、やっぱりおかしいと思うけど、パイが少なくなれば、生き延びるのに必死になるのか。
きれいごとを言うのは豊かでないといけないか。
で、だらだら書くわけだけど、
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図書館で借りたけど、買おうかな―警官の項で泣いたよ、僕は。
人を信頼するって、尊いことだよなー
ぼかー
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「第3の案」でも
対立解決の方法を説く人たちのほとんどは、対立を取引のように扱う。
パイの配分を問題にするのだ。相手の言い分をのむか、突っぱねるか。パイを相手に譲るか、闘って取るか。(略)
それとは対照的に、第3の案は状況を変える。もっと大きく、もっとおいしい新しいパイを作り出す。
それには、「私は自分自身を見る」「私はあなたを見る」「私はあなたの考えを求める」だそうで。
取引のアプローチで優先されるのは「私」である―「私が欲しいものをできるだけ減らさずに手にするにはどうしたらよいか?」
それに対して関係を変化させるアプローチでは「私たち」である―「私たちが協力し、素晴らしいものを創造するにはどうしたらいいか?」
「我々対彼ら」と対立的になるのではない。
「私はあなたを見る」というのは、「あなたという唯一無二の個人を認める」という意味である。(略)
これはお互いの違いを尊重することに他ならない。
違うことを排斥しない、というと、涙が出そうになる、秋津君の泣き所なのだが(「こちらアミ子」とか、もーだめ)、
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たぶん、悪だって勤勉でないと成功しない(水野良?)なわけで、欠点と長所は裏表である。
全く尊敬できない人は、私が隠している弱さを持った人なわけで、わたしとの共通点はある。
で、
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無敵な人について、、、うっ、もう寝る時間(風呂に入る時間)だ。
守るものがない人は自己を尊重しない(こともあり)、守るものを失った時に暴走する可能性があり、愛とは難しいつーか、
宮台真司の脱社会的存在の包括方法を思い出しつつ、
属性を一つ一つ剥ぎ取った存在に愛を感じるのか、私はさまざま属性を持った総体、バランスしているあなたが好き派なのだが、
属性を愛すのか、存在を愛すのか、それは正義というか普遍性は持てないのか的に落としどころを考えていたのだが、
僕の予告は100%嘘予告になるからな。と言って続く?