生きる意味 その3
生きる意味なんてないところを、あるって言っちゃうfinalventさんの偉さよ、とか一回転しているから分からない人には分からないだろうなーなんて上から目線で言っちゃう秋津君、今日は生きる意味についてである。
有象無象である自分にとってみんな納得できる線は設定しにくいやろうけど、ニーチェ的に、(読んでいない)、神が死んだあと(?)自分で設定する自分なりの意味を見つけるのは有りちゃうか。
自分は病気で社会的に無になる可能性が高く(それどころか死亡率もそこそこある、最初の10年は乗り切ったけど)、社会的に無である人の生きる意味を探している。
大人になる、老人になっていく過程は自分の可能性をあきらめていく過程なら、有象無象である自分を認めることと、社会的に無である自分は、可能性をあきらめざるを得ない点で一緒、
諦めを受容する過程は、人の生き様は多様であって、自分の持っているこうでなければ感を克服していくことじゃないか:http://d.hatena.ne.jp/akizu/20160507/p1
と、んー、本人的に社会的に無になっても社会を信頼できそうな道筋は見えたけど、具体的にはどう楽しみをってのを悩んでました。
でも、どうもこの閉塞した世界で生きるために、僕らが必要なのは、目的と仲間が、うまく両立できるといいらしい。(略)
1)主人公になれない脇役の弱者がどう生きていけばいいのか?というテーマ。(略)
どうやったら
2)必死に生きる充実感が得られるか?という問いです。これ実は、アンサーははっきりして、物語の主人公になること!!!(内発性を持って動機・目的を持って生きること)なんです。(略)2)主人公になれなくたって充実感を感じて生きたいじゃないか?
2.5)充実感を得るためには、必死で生きないといけないけれども、そんな死からは隔離された現代社会で、どこに舞台を、冒険を、フロンティアを探すか?
うおー、示唆受けまくりってのを、竹田青嗣の「自分の意志を持つこと」と繋げて書きます。
動機って、不純なことが多い気がするんですよね。エゴで自己の利益のために設定するものなんで。もちろんそれがないとダイレクションが定まらないんですが。でも自己放棄ができないと、人には信用されないし、仲間もできないんですよね。バランスを考えるときに、やっぱり一番いいのは、巻き込まれたっていうやつなんだろうなーと思うんです。人生は運ですよ。
こっちも面白いんですが、こっちをかくには私の言葉がまだたまってないっす。
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「ガウェインの結婚」ということを書いたサイトを紹介している。旦那から君の好きにしていいと言われたら、自分の意志を持つことを認められたら呪いの解けた美女。
また、西研が、ヘーゲルが「法の哲学」で、近代国家は、人間の自由をだんだん実現していく新しい社会のシステム、として書いているとか。
自分の好きな仕事を持ち、好きになった人と家庭を持ち、どこそこのだれだれという身分・役割でなく社会的な承認を得られることが自由の必須条件だった。
で、今は魅力的な自由の条件ではなくなっていると。
ペトロニウスさんが指摘する自分が主人公になれない、というのはアラフォーも近づくとしょうがないとは思えて、苦しむけどしょうがないわな。
それでちょびっとは辛いけど、家や職場で人格を認められている感で慰められる。
家や職場で、承認を得られなくなったとき、目的と仲間のうち、仲間を得る努力をそれでもしたいと思うし、目的の設定は自分で何とかできるやろうか。
必死で生きることはできるのではないか。
竹田青嗣で言えば、自分の意志を持つことはできるのではないか。
と、社会的に無であることと自分の自由が全くないことはイコールではないと気付いた。
自分を縛るものは何かあるのか(というか縛るものを想像できない秋津君の貧しさ)、
というか西研的には、縛られた状況を無理やり設定させられたほうがよさそうな感じになっちゃうのを認めたほうがいいのか。
生きる意味を充実感ととると、意思を持ったら
部落に生まれたほうが(宮台の聞き取りって書き方がむずい)、障害を持った人のほうが濃い人生を歩めるのか?
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秋津君的には生きる意味は、何か認めたくないものを認めた時の苦い気持ちが意味になるのではないかと書いていたが、
何かに結果に一喜一憂すること、一喜一憂するための努力をすることは我を忘れて楽しいかなーというのを認めるのはやぶさかではなくて、それは、障害がでかければ燃えるものでもあるのだろうか
(間をおいて続く?)