変わる「私」と変わらない「私」
「終わらない」日常、というような、言わないような、私の日々は変わらない。
いや、3月とか、仕事でワタワタしたけど、解決して3日もたてば、平常運航である。
先週、相方と旅行へ行っても、2日目、どこへ行ったか思い出せない、忘却系。
常に平坦に毎日がある。
だが、退屈なわけでもない。
人に合わせたりしなければいけない社会人、今日は意見が通ったとか、今日はここまで折れとくか、とか、まあ思いどおりにはいかない。
人に合わせることは苦痛であり、しかし、いい子ちゃんをする責任のなさ、ストレスのなさもある。
我儘がデフォルト標準状態なので、いい子をするのもコスプレ感覚で愉しく飽きない。
ってまただんだんズレて来たぜ。
快と不快は表裏一体、どっちをとっても思い通りの快感と、思うように意思を通して、思う結果にならない不安がある。
だから、別に人生どう転がろうとちょっと不安が大きかったり小さかったりはするが、不安状態がなくなることはないし、同時にこれからどうなるのかわからないワクワクがある。
どうなるか分からないって、私自身、未来の私がどう変わっているのかわからないが、同時に、どう変わっても「私」である確信はある。
人にちょっとばかし合わせても、「私」自身が損なわれる心配はしていない。内心の自由万歳である。
で、
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でドリアン少年という歌を紹介している。
ドリアンは美味しいがとっても臭い、でもそんなドリアンみたいな癖のある少年をみんなに趣味悪いって言われても私は好きであると歌っているそうで、りりぽんはドリアン上等派だそうである。
愛しているというのは、その人がその人であること、「彼だから」「彼女だから」愛していると言えなくてはいけないということなんですね。
唯一の存在としてのあなたを愛している、ということ。
そのことについて、ナンシーは「持つこと(所有)」と「あること(存在)」という哲学者らしい区別を用いて表現しています。
人はいろんな属性を「持ちつつ」「存在して」いますが、愛というのは、他者が「持っている」その属性を好むことじゃない。
そうじゃなくて、その他者「存在していること」そのものを好ましく思い、「存在していてほしい」と思うことなんだ、と。(略)
私の「持っている」「萌え要素」じゃなくて、わたしが「存在していること」それ自体を肯定してほしいな。
―言わんとすることは分かります。ただ、じゃあ逆に訊きますけど、「わたしの存在それ自体」っていったいなんですか?
―そしてそのように属性が全部出し尽くせたとしますね。そして、その属性を全部失ったという状態を想定してください。(略)
むしろここで重要なのは、要するに須藤さん、ドリアン君がそんな哲学的のっぺらぼうになったとしても、愛することはできますか?ってことなんですが、どうですか?
私の相方の何がいいって、放っておいてくれることである。相方も僕の押し付けがましくないところが気に入ったと言っていた、関係の涼しい夫婦である。
かといって、僕も相方に注意されたら直す努力はしているし、僕が相方に子供ができたら直してもらいたいところはある、大ゲンカすっぞと覚悟はしていることは一つあるが、今ンところ、それ以外に直してもらいたいこともなし、なんか馬があう。
ちょっと嫌かなーと思うことはあるけど、まっすぐな性格である美点、気配りを忘れない点と比べたら些細な欠点であるし、まあ完璧な人間なんていないしな。どーでもいい。
ちなみに、別に太っているのはスナック菓子を食べているわけではないのだが、毎食僕より食べているのである。そりゃ体重も減りません。
ぼかー
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「家を買うのに迷ったが、どの家を買っても欠陥はある。」だったか、理想の思いどおりなんていやしない。
というので、僕は相方の属性というか、条件を考えている。存在が愛おしいかと正面切られるとちょっと辛い。
しかし、属性を全く持たない人が想像の産物である以上、属性の組み合わせで人はできている。
その属性の組み合わせは世界広しと言えども一通りだ。すなわち一人の人の出来上がり。
普通の人(4割の人)が備えている点であっても、条件を10も構えれば、40%の10乗って0.01%、偏差値87、1万人に一人の逸材である。
何でもアリの可能性は現在は一つに収斂し、しかし、未来においてはまたあらゆる可能性が開かれている。
(いや、私は一度人を好きになったとして、その人が変わってしまう時、どこまで昔好きであったという点に殉じるかをじっとかんがえているんだけど)
ペトロニウスさんは人は変わらないと思っているんだっけな。
って、今日また影響を受けちまったので、私の中で発酵できていないので尻つぼみになるぜ。
変わらない性格って何だろうっと、1週間前から考えているんだけど、
なんで三角関数を学ぶのか、に、いろいろ回答はあるけど、要はそれを生徒の内発性に結びつけて答えることができるか、に重要性がある。
BY finalvent
とかって、ああ、なんでこれを勉強しようと思うか、一人ひとり食いつくポイントは違うな。個性というやつは確かにある。
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★5つ。(って最近連発か)(今日買った)
「いつもブレなく、その人が放っている個性。」スタイル、と著者が言うものって確かにある気がするのである。
でオチ無し。次回に続けられるかは謎♪うーん時間軸で整理するとおもしろそーかなー