幸せになるには優先順位をつけないと「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」
- 作者: 押井守
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本
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目標は1つに絞らないと2つ以上持つと絶対に両方失う。
すっげー本である。一読しただけでは構成が分からなかった。
会社で働く部下は好き勝手自分のテーマを追求する。責任がないからだ。
自由に生きたいのなら、腹をくくって責任を持ちなさい。
あるいは、自分でテーマを持たない奴はテーマを持った奴に従って、切り捨てられても文句は言えないとする人もいる。
組織の中でテーマを持つ(自己実現)とはどういうことか。仕事場は人間関係だけのために全てを捧げていないか。
勝負とは魂の自由をかけて行われるときもあるので燃える、
ってビミョーな引用だな。
人生の意味とは何か、私は何回かシリーズで書いていたが、突き詰めると自分が幸せになるには?か。
あとは自分語りになるよ。
私の幸せって何かな。
問題があって、それを解決すること。その問題の設定をどこに持つか。他人から与えられる問題か。
とか、私は花き担当で、花きの会に出る許可を支店長がくれないのである。
確かに絶対必要なことではない。仕事は、うーん、来週水曜までは締切が二つあるのでキツキツだけど、会のある頃には、何とか都合をつけるもん、講演がいつも仕事の関わり合いのない畑の人なので、なんかのヒントになりそうなんだもん。
なんかのって時点でこっちも後ろめたいので強く出られないのだが(って前座の会には関係しまくりの気がするのだが)で、渋い顔されて、しかし狙ったところに落っこちている情報なんて既知の物やん。
とか、シキミの会があるので出たいんだけど、仕事の優先順位的にアブねーのではないのではないかと許可が下りない的に。
仕事の優先順位的に、口伝で自分のしたいことがあったら、本来の仕事をむしってそっちに力を入れて次の異動ではそっち方面を狙うのもありと教わった。
また、押井に言わせると、体裁を整えるための命令もあり、それは従ったふりをしてサボタージュするのもあり、的な。
でも、自己実現、したいことって何だ?と考えてしまう時点で私は人に従う立場でしかない。
(すべての仕事が他人の欲求を満たすものとすると)私の仕事は人の役の立つものだ。
うちの職場の事務系とか市販本を読むところによると淡々と本当に事務処理しかないらしいけど、私の職務は直接人と相対して、だから悩むんだけど、礼を言ってもらえるのである、年に2回ぐらい。
子どもか仕事か、仕事は研究系かコンサル系か。
どこに狙いを定めて、一つ選ぶなら何か。
ユウタロスさんは子供一択で、うーん子どもと仕事か、とまた悩み始めた秋津君です。
研究系で博士とりたかったんだけど、コンサルでとか、しかし、私はそっちでは一流になれへんな。
才能うんぬんより飽きないことをやれというのが押井のモットーらしいけど。
礼を言われるのはうれしいか。それが一番か。
と、部下として組織の裏をかくには、と同時に上司がうまく部下を操縦するには、も書かれていて、1年に一度ぐらい読み返したら、成長ぐらいによって刺さるところが変わるんだろうな、という本でした。