里山主本主義の感想を木材チップ会社社長に聞いてみた

なぜか最大手の木材チップ会社の社長と知り合いです。

「木質バイオマス発電用の木材チップの需要が急拡大中」

「2012年7月より、再生可能エネルギー買い取り制度(FIT)が施行され、木質バイオマス発電も本FITの対象となり、多方面より、燃料用木材チップの供給要請を受けている」

「政治的リスクは存在するが、本制度向け・木材チップ(燃料)の供給に、全社的な取組み(生産体制の再構築とM&A等)を行っていく」

おおっこれって里山資本主義の内容では?

ということで、本を読んだのか、問題点はないのか聞いてみた。

理想としてある、そうである。問題点は企業秘密か言わなかったけど、政治的リスクと言っている当たり、そんなかんじかも。

現場としては儲かるかどうかで、国のシステムまでは考えられないよね。

供給材がなくなる心配は?と尋ねたら、今、国内には40億立方メートルの資源があって、毎年7千万づつ増えていて需要は2千万だけである(?あやふやなメモ)

チップ会社からしたら、木材の質は関係ないか。

ちなみに農林水産省の発表によると、2014年2月の木材全国価格(素材価格・杉中丸太・計24〜22㎝、長3.65〜4m)は@13,300円/m3となっている。

平成4年(22年前)の年間平均価格は@23,300円/m3であり、当時と比較して57%程度の価格水準だそうです。

消費税駆け込み需要を賄いきれなかったヒノキは、取引先が海外に逃げられて、今の値段は杉より低いとか。

某海外に輸出している社長は円安がありがたいそうです的お勉強をしたのであった。