水稲はすでに赤字
(追記しました)
台風とか長雨で、危惧されていたほど値段は下がらなかったけど、等級が落ちているような、おいしくない。
大体、反当り6俵〜7俵(1俵60キロ)ぐらい取れるとすると、収入が1000m2あたり5万前後、
水稲担当の私見では、肥料・農薬代だけで3万、これに水利権とか機械の減価償却費とかで計10万ぐらい費用が掛かっているので、すでに赤字。
(農家さんは減価償却費は別に考えるみたいとの注釈あり)
固定資産税?とかもあるしなー
田を荒らさぬ意地はおじいちゃんまでだろうな。
私の住んでいるところは国道沿いまで耕作放棄地なのだが、総理は日本の風景を荒れさせる方針っぽい気がしまくりなのだが、
いや、私もできる限り農家が存続できるように努力する所存ですが、
なんかfinalventさんのツイートを読んでいると、TPPに農家が反対するのはそうだろうな的ツイートがあったような、
日本の農業がヤバくなるのは既定路線なのだろうか?
ロシアがヨーロッパから食料買わないとウルクライナでいろいろ言われる意趣返しをしているようなのだが、
逆の事例で言うと国の方針で食糧売らへんということも十分考えられるような、
実際、不作のとき食糧庫のウルクライナは売らんと(内乱が起こる前)いっていなかったっけ?
と不確かな記憶で書いているのだが、日本国民が食料が輸入できなくなって飢える可能性は排除できるのだろうか?
それでいいのかな。(少し妄想モード)
政策的なことは本部が一手に引き受けていて、下々は分からんねん。
暫く農業政策本読んでいないな、図書館へ行かなくては。
日本は世界第5位の農業大国、という本もありましたが、若手、集める成功事例としては、主業1経営体当たり農業所得502万とかサラリーマンの平均所得より高い(http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/)
ハイリスクではあるけどハイリターンで、45歳以下の新米農家には年間150万円の補助が下りるのなら、(青年就農給付金:http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html)
いや、儲かる施設農家は台風でハウスが壊れる恐怖と裏表ではあるんだけど
[追記]
主業農家というかプロ農家が面倒見れる面積は2500m2がせいぜいやねん。
人手を増やして面積拡大しても、取り分はそう変わらへんし。
施設の場合ね、果樹とかだと15000m2いくかな。
水稲は20〜30a(2000m2〜3000m2)ぐらいが多い。
そういう小規模な農家で日本の広い農地を分担して荒らさずに守っていた。
本を見ていると、農家の方が所得多いとは言うけど、機械代1000万が12年ごとにかかるとか考える(のか?)
で、世界5位の農業大国の本とかはプロ農家に期待しているんだけど、プロ農家だけで、日本の国土が守れるのか?というのが昨日の疑問点であった。
とか、布団の中で良く考えていたら、政府も打つ手は打っていて「高度経営体集積促進事業」で基盤整備を進めようとしているのね。
以下続く。