マギ22
- 作者: 大高忍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: コミック
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売れている少年漫画で、国の中にいろいろな勢力があることを(統一されていないことを)是とするトップを出したのは新鮮であった。
ただ、でもそうすると、人が利害で動く視点とか権力とかの視点も盛り込んでくれた方が、物語に厚みが出るのではと思う。
人が動く動機はさまざまであるが、いろんな動機づけが転がらないかな、楽しいから。
なんか最初の方で、理念をガタガタ言っていて、おいら正直飛ばし読みだった。
理念と現実のはざまで苦労するのが、アリババになりそうなのだが、ルルーシュの昴みたいな立ちキャラを主人公に据えるのか、次巻が楽しみである。
アリババ政略婚の危機なのである。
二強のトップに国が大事的なセリフを言わせているが、おいらさんは傲慢じゃないのかと最近彼女から突っ込みを受けたんだが、こいつらトップだからな。
国の何が大事なのか。
アリババは国民だろうけど、他の二人は世界統一政府とかよく分からなかったりするので、2人が苦しい立場になった時に何を優先させて何を切り捨てるのか、楽しみにしようと思う。
シンドバットさん、12巻頃はいい人過ぎて引いていたんだが、現在腹黒すぎて引く。部下を獣化させていない点がワンポイントなのだが、それ以外いい点が入っていないような気がして、善悪彼岸の人と書くには実は腹黒な位置にとどまっているような気がするのであった。いい人点を入れちゃってください。
と、何だかごろごろしたかったので6回ぐらいは読み返して、小学生時代は覚えるまでマンガ読みこんだんだよね的感慨にふけりました。