連作できるイチジク台木キバル
母親にイチジクを作らせたい野望がある秋津君です。
イチジクは冷凍できないので、外国産に負けないのである。
でもイチジクは15年ほどで枯れるし、連作障害で次の圃場は変えないといけないのである。
と、お昼に同僚と話していると、「キバルって出たし、秋津君が退職するころには連作可能になっているよ」
(ごそごそ)
「ほら農業新聞。ちゃんと読んだほうがいいよ」
と、福岡農試が連作できる台木「キバル」を開発した記事が載っていた。
あっさり台木ができたような感じも受けたが、大発見だな。
「キバル」で検索してもまだ売りに出されていない。
「おいしい補木では県で囲い込むことも多いけど、病気関係なら囲い込んだら非難されるし、そのうち出されるんじゃないか」
とのことで、う〜ん、9年後、半農半Xでイチジク農家と中小企業診断士で稼ぐと、妄想に浸ってしまった。
やっぱり男の夢って一国一城の主だな。(でも軌道に乗るまで嫁の給料を当てにしている)
ざっと、暮らしていけるか計算してみて、いや、いつものことなんですが。
難しい人がいないわけでもないけど、今の仕事ワクワクするし。
営農指導員を頼りにしすぎるのもよくないし、ちゃんと技術大系覚えなくては
(追記)
連作可能になったら生産過剰で単価下がらないかと心配したら、
それより高齢化のほうがインパクトあるんじゃない、と言われました。
国道沿いでも、水田→藪になっているところがざーと続くし、10年後国土を維持できているのかは先延ばしにできる問題ではないのです。