ビジネスパーソンの街歩き学入門
- 作者: 藤巻幸夫
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
追悼・藤巻幸夫で読み返してみる。
某大企業の企画の人にどうやってアンテナ貼ってますかと聞くと、
センスのとがった人と一緒に話し合う会を設けていますと身も蓋もないことを言われたが、
真のクリエーターの在り方として、この本は一つの手本を示すだろう。
東京支店に派遣されてみたい気もしたが、
キャリア的にも他のところを狙っているし、私事的にも無理っぽいのにあああであった。
「いい店の見分け方」は
「面白い名物店長がいること」(手前味噌ですが)と、「裏通りにある」ということだ
おれっち、裏通りはちょっと怖いので、あまり入らないのよね。
てゆうか、イオンで買い物するときが多いし。
こういった商業施設のラグジュアリー系テナントに共通する、店に入った瞬間の”ひんやり”とした雰囲気だ。
私の利用するのは、ラグジュアリー系じゃないけどね。
こうやって都市型商業施設のテナントごとの客入りを見ているだけで、今こういう店に需要があるのかがよく分かる。
「今日はバッグ」とか、「今日は靴」と決めて街を歩くことがある。
決めたアイテムを、街行く人がどんなものを持っているのかを気にしながら歩くのだ。
レストランでは
なぜなら、常連になることで、仕事では出会わないような人たちと話せる機会が増えると思っていたからだ。
常連になるには
その店にとにかく通うことだ。僕は最低でも5〜10回は行く。しかも、ごく短い期間で。(略)
顔を覚えてもらうためにも、気に入った店が見つかったら、初めて行った日から2週間以内にまた顔を出す。
慣れたら、頼む料理はお任せ、だそうだ。
いやもう、常連とか、そんな概念、私の辞書になかったよ。
黒尊とか評判いいから行ってみたいとか思うんだけど、外食より本代につぎ込んでいるので。
finaiventさんからできる人は40代までに世に出ている、といったような、それで言うと、国会議員の藤巻さんは世に出た人なのに、亡くなって、世の無常を感じたというか、言葉に詰まる。
ここに書いてあることを実行できたら上位1%になれるかな、と思ったりもして、
土曜の昼ぐらい、顔なじみになれそうな店(心当たり有)に行って情報収集する訓練でも、でもそろそろ引っ越さなあかんかな?
でも、せめて、ここに紹介されている店(時の風雪に耐えると踏まれたんだろう)は東京に行った時に回ってみたい