起死回生!勝つための経営
会社がピンチなとき、打つ手はどんなものがあるのか?
具体的にイメージできた。
でも、本当にこんなことしてもいいの?当てになるのか(汗)
支払いに困ったとき、優先順位としては
中小企業は人材を一番大事にしなくてはいけない。
支払できなくなりそうならリスケである。
銀行の支払いを軽くしてもらう。
交渉はメインバンクから土壇場になる前に始める。
自己資本比率は30%を目安にする。
リスケを断れたら保証協会に代位弁済(代わりに支払って)もらう
プロパーの融資の場合、銀行は不良債権処理のためサービサーに債権を譲渡します。
サービサーは金融機関に代わって返済が滞っている債権を管理・回収する専門会社です。(略)
そして、サービサーから「支払ってください」と請求が来ます。
サービサーは金融機関から債権を買い取るときは安く仕入れ、経営者からは高く回収することで利益を上げようとします。(略)
通常は額面の5〜12%程度の額で債権を買い取ると言われています。
サービサーは保証協会と比べると交渉は難しいのですが、その買取価格より少し高い金額を払うことで話が付くケースがあります。(略)
この交渉はコンサルタントなどプロに頼んだほうが良い。
どうしてもというときは、売掛金担保融資や税務署や年金事務所に分納の相談をするのもあり。
こうならないために、日次決算は社長が毎日する。
http://gyakuten.org/accounting/accounting-format/でひな形を無料配布しているそうだ。
売上、粗利、変動費、固定費、利益を打ち込む。
中小企業はランチェスター戦略で行けということで、局地戦で集中して「陽動戦を心掛ける」
この本を読んで、ピンチになったらどういう順序で手を打てばいいのかイメージできるようになった。
多分に「つもり」の要素は多いと思われるが。
9割の会社がやっていない 起死回生! 勝つための経営 (アスカビジネス)
- 作者: 宮井敏臣
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2013/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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