手間暇かけてどれだけ儲けるか

小松菜を育てたことがあるのだが、どうやっても1.3t/10a(1000平米)以上採れなかった。

このサイト(http://www.jeinou.com/benri/vegetable/2010/01/060938.html)を見ると2tぐらいが目安の様だ。

栽植密度が悪かったんか?と結局原因をつかめなかった。

一方、ミニトマトは10a当たり収量が初年度にして某地域平均の1.75倍である。

これは理由がはっきりしていて、うちのハウスは某地域の数十分の一ぐらいの規模だったので、作業を早め早めにすることができたのである。

「夏秋トマトの栽培」という本をみると、脇芽は5センチ以下で取ると書かれていたのだが、うちでやっとその程度で、視察に行ったら60センチぐらい伸びて主枝が分からなくなっていた。

面積が広いと、一回りするころには最初したところがひどい状態になる。

でも、10a当り収量ではうちが勝っても、全収量では規模の大きい農家さんのほうが多いのである。

「トマトの心配はしないけど、体の心配はする」という話を聞いたことがあるが、どこまで手間暇かけて野菜の理想状態に近づけるのか、コンサルになったら、如何に手を抜いて理想の状態に近づけるのか高効率の方法を広めれたらな、とは思うのだが、そんな方法あったらとっくに広まっている。

某地域では植物生理の勉強会になっていると聞いたので、そっちの本を大学の図書館に借りに行きたいのであった。

28日、大学開いているかな。

というか、今年こそ正月休みにカラマーゾフを読み切ったると思う4年目。