FPSが作動しない

追肥はどうやってやるのか?

まさか毎週広い圃場でマルチ(適温維持、雑草抑制のためのシート)を押さえている1.5mおきにあるトンボ(押さえているT字型のピック状の物)を外して、はぐって畝上に手動で肥料(固めてあるより粉状が安い)ポイポイ放ってまたトンボで押さえるとか、考えてないですよね。

そんな人件費がもったいないことはしない。

灌水同時施肥といって、灌水時のチューブの途中に液肥をかませるのである。

で、その水に流れ込む液肥の濃度を一定にするのに、精密な液肥混入機(デサトロンなど)は8万以上する。

貧乏人(というか、それで元が取れないわてらのような面積のない零細農家)はFPSといって、ペットボトルを使ってなんか物理の法則があるみたいなので、5千円内で準備出来るFPSというのを使っているのだ。

灌水ホースの途中にかませたペットボトルの中に水が入ったら、ペットボトルの中に入れていた液肥がFPSのチューブを通して灌水のホースに流れ込む仕組みである。

はっきり言って単純なはずで、流れなくなる原因と言ったら、液肥(うちは有機質肥料を使っているので繊維質が含まれており)が目詰まりする以外に考えられない。

FPSのチューブはちゃんと流れる。ペットボトルに水が入る穴も通じている。

FPSに水が流入している。水量計は動いているので、FPSから液肥は流出しないにしろちゃんと、灌水できている。

なのに液肥が減らない。

な・ぜ・だー

液肥混入機FPS」に「詰まる原因」とか「仕組み」でググっても内容が書かれたブログさえヒットしないんですけど。

そんなにマニアックなものを使っているはずはないと思いつつ、ま、ちゃんとしたところは高いの買うだろうし、家庭菜園ではわざわざするものでもないし、エアポケットにはまってしまった。

予備になってしまったやつと取り換えてもやっぱり変化がないので、何かアホげたことを見逃しているのだろう。

とりあえず、今、ミニトマトの実がなっていないので、下手に追肥すると樹だけ育って、実付きのくせがなくなってしまうので、その間に何とかせねば。

手動はほんっとうに面倒くささが半端ないのよ(泣)