よさこい祭り
16時20分、デートが流れて、暇になる。
16時40分、同期から突然、「今飲んでいるけど、お前もどーよ」メールが来る。
「行きます」
というわけで、よさこい祭りまっただ中の高知城近辺に出動する。
よさこい祭りの発祥はソーランな北海道でなくて高知だかんね。今年で60周年である。
町中なんて踊り子と50センチの距離になる(ような気がする)ぐらい、迫力がある。
このクソあっついのに外に出るなんて正気じゃない、人ゴミにまみれるしというわけで、私は祭りに興味がない派なので、まともに見に行くのは初めてである。
30分ほど飲んでから(途中参加なので店を追い出される時間が来た)、中央公園で3チームほど、大橋通で3チームほど見る。
よさこい踊りは鳴子を持つこと、一部決まった節を流すこと、の2点以外は自由な踊りである。
(ちなみに夏近くになると練習に割安に場所を貸してくれる公共機関もある)
音楽が、結構面白い。おいら、この曲、好きだわ〜
自分で作っとるのかしら。音程外れてないし。
と思っていたら、ベースを持って歌を歌っているチームもあるし。
踊りの方は一糸乱れぬところから、屈んだ時の高さがちょっと揃わないチームまであった。
メダルをかけている子もいる。
メダルは何個だったか主催者側が輝いている人に送っているのであるが、先頭の人、子供、年配の人が多かったような。
ひとチームに数人しかもらっていなくて、結構な貴重品みたいであった。
うん、笑顔がいいのう。
JAこうちが米を配っていて手が伸びていたが、おいらは重くなるのでいらね。
それから同期の元職場の人(というか同期が踊ったことのあるチーム)を見に追手筋の踊る前の集合場所に行った。
時間になろうというのに10人ぐらいしか集まっていない。
次のチームも揃っていないけど。
出発は2分後です、という段になって、ようやく踊り子が到着、事なきを得た、てか、先頭が出発しても走りこんでくるひともいたけど何とかなってよかった。
そこでわてらも、踊りの最後のほうひろめ市場まで急ぐと(追手筋は桟敷席が合って中の方は見れない)、最後の方はダッシュしてなんとか地方車が走ってくるところまで間に合い、踊りを鑑賞した。
それから、帯屋町で3チームほど見て、おいらの会社のチームをたまたま見る。
これはしゃっちょーの声ではなかろうか。
後は飲み屋でまったり。
喉乾いた。
ナンメイリョウ(?)(高知大の男子寮)の地方車の写真を見せられ、ブルーシートで囲ってある色気の無さ。
「俺たちが作った看板をまだ使っている。しょぼいから愛されるんだ」とか
私が「夕方は涼しくなるからいいけど、炎天下踊ってられないよね」と言うと
「踊ったこと無いからだろ。ランナーズハイみたいになって気持ちいいんだ」と他の皆は踊ったことがあるので突っ込まれたりした。
高知の日差しはすごいんだぞ〜
私が中1の時2日の体育祭もどきで日焼け止め塗らなかったら、唇まで日焼けで皮が剥がれた。(その間お岩さん)
ちなみに高知人が知っているナンバーワンチームは十人十彩である。字が違うかも。
パチンコのセントラルグループのチームだったような気がして、なんか不祥事も起こしていたこともあるような気もするが、いつも後夜祭に残り、最優秀賞も数多くとっている(ような気もする)。
少し踊りを見てみたかった気もした。
9時45分、祭りが終わった頃、帰りはタクシーで帰ろうと、公園通り横のタクシー乗り場で待ってみたが、全然捕まらないので家族を呼び出す。
家族が来る頃にも、タクシーを待っていた人はつかまえることができなかった稼ぎどきのようであった。
(追記)
新聞で受賞チームを見ると、セントラルグループが十人十彩とは別にあるので、母体は勘違いだったみたいです。
で、「ほにや」もそういえば有名どころだよな〜
ほにやは和柄で小物や洋服を作っている会社である。
銀座のアンテナショップ、「まるごと高知」地下でも取り扱っていたと思うんだが、結構ツボに入るときもある。
高知県で買うにはちょっと高いんだけどね。
ちなみに高知はサンゴが有名だよん。はりまや橋のたもと、見つかりにくいところにディスカウントな店がある。母が同窓会でサンゴネックレスを着けていってました。