ちょっと香山リカの気持ちがわかった
- 作者: 勝間和代,香山リカ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 単行本
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を読んで、別に勝間は効率よく仕事して余った時間で人生楽しめと言って
全ての人間が効率よくとも言っていなかった気がするので、
リカちゃんは被害妄想だと思っていた。
んだが、少し気持ちがわかった。
コンプレックスをつかれるとムキになっちゃうんだわ。
宮台真司が最近病気になった時に面倒を見てくれる人がいないと寂しいよというので、
私はそんなのいねーよと凹んでいたのである。
別に人間関係で苦労するのも悪かないとは思うのだが。
それで、finalventさんが言説を適当に食っとけと言われて、なんとゆーか、憑き物が落ちた。
勝手に気に病むことはあるまい。
ベントさんとは斜めの関係です。)キリッ
↑向こうは私のこと覚えていないと思うけどそれは気にせず
てか、宮台先生は幸せな未来と不幸せな未来を対比させて、脅しているからな。
宮台先生はリア充のすすめだから、それを否定つつ、そこでリア充になれというのは妙かもしれないというのは置いておいて、
日本人は思想を薬のように適当につまんでいる。と問題視したのは山本七平で、
七平は現人神の創作者を探して、そんな思想が流布したのはなぜかを気にしていた。
思想を気にしていないのは日本人の典型であり、そんなものを気にするのは例外みたいな感じのようにも私は思っていた。
一方で庶民は熱しやすくて冷めやすいとか、いろいろありますが、どうなんでしょう。
日本人論なんてありえないというのは置いておいて
finalventさん的な庶民像ってどんなもんなんでしょう。
チャンピオンたちの朝食を読んだら少しわかる気がするのだけど、
不幸がどこからともなく降ってきて、悪戦苦闘しつつ、静かに受け入れている。
(あれも感想書き直そう)
- 作者: カート,Jr.ヴォネガット,カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1989/12/01
- メディア: 文庫
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そういう一生懸命生きる庶民像と、思想を気にしない庶民像と、大勢に流される庶民像は一致していないよな。
finalventさん的には大勢に流されない庶民像を想定している気もするけどな。
と勝手に忖度してみました。
と、別に自分はfinalventさんの想定する良い読者とはずれている気がするのよね。
ベントさんの思想をうまく咀嚼できないので、ベントさんが言っていることが伝わらないと言っているやつだと思う。
ちょっと寂しいけど。
背伸びもできないし、しょうがないわな。
[追記]
ベントさんの思想を語る上では市民概念が欠かせないか。
この市民と思想を気にしない庶民とが、被らない気がするのだが、よく分からない。