2011年12月号

生きている証拠といえば、その一つに「脈」が挙げられる。

だが、米国テキサス州で、脈がないまま5週間も生き続けた男性がいた。

何が起きたのだろう?(略)

男性は心臓疾患で半日も持たない状態だったが、この人工心臓のおかげで5週間もの延命に成功した。

だが、もし都市がなかったら、環境破壊はいたるところで起きることになる。(略)

人類の半分が都市に暮らしているおかげで、耕作可能いな土地の約4%しか使わずに済んでいるからだ。

だが、ロンドンは19〜20世紀に急拡大した際に二つの賢明な選択をしたと、ホールは語る。

一つは、市民が手つかずの自然と触れ合える、ハムステッド・ヒースのような大型公園を残したこと。

そして何より重要な点は、都市が鉄道と地下鉄の路線に沿って拡大したことだ。

イングランド王、ジェームズ1世の命により1611年に刊行された欽定訳聖書は、英国の文化と言語に多大な影響を及ぼした。

その拡張高い文体と豊かな表現は、時の権力者の地位固めに貢献しつつ、個人の信仰の自由をもたらした(略)

だが、欽定訳聖書は刊行当初から大成功したわけではなかった(略)

なかでも1631年の版は重要な単語("not")を落としてしまったせいで、出エジプト記20章14節が「汝姦淫すべし」となってしまい、”不道徳聖書”と呼ばれる始末だった。

印刷担当者には多額の罰金が科せられた。

あと、トラの特集。

テレビと違う静止画像は、これはこれで、すっごい綺麗だ。