こうすれば必ず人は動く
- 作者: デール・カーネギー,田中孝顕
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: 単行本
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私の本は家中に散らばり、特に母に毛嫌いされている。
しかし、この本は居間の机に出しっぱなしだったのを母が読み、「これはいい」と言わしめた逸品である。
私には当然のこと(不平を言わない等)、一方で言うことを聞かない部下の対応をどうするかと将来的には関係ありそうだが、今はまだ考えられないことと、レベルがイマイチあっていない感があったが、正しいことを振りかざす実家の無職には読ませたいし、私も7年後に読んだらまた違う感想が得られそうな感触があった。
実のところ、うちの社の本道、営業もどき、コンサルっぽいことは、持て余していた。
入って2年でコンサルもどきって、対象は10年、20年選手がごろごろしていて、当然自分より詳しいし、何を教えて利益アップとか、考えられない。
で、ここでこの本で、人の欲することを聞くのが第一歩とあり、そんなことでいいのか、と目の前が開けた。
難しく考える必要はない。何か困っていることを聞きだす。それができていない押し付けはダメだと。
私は押し付けることばかり考えていた。
、、、今、資格を仮に無事とれたとして、相手するのは直す意思もない海千山千の問題会社ばかりで、それをどうやって持ち直すように持っていくのか、それはそれで難しそうだが、それは別の章で述べられている人を動かす技術を駆使すればいい、のか?
それはともかく、採用試験で合格するにはどうしたらいいのか、ここそこで述べられていることではあるが、これが第一の条件であると断言されると心地よい。
相手が何を欲しているかと言う視点は手に入れたと思ってもすぐすり抜けて、なににでも応用できそうで、実行のできない奥の深い行動なんだなと実感した。
愚痴・不平を言わないのを身上とする私ではあるが、こと仕事のことになると、(職場の机の前オンリーだが)独り言で舌打ちしたり、クソっと言ったりして、同僚に注意されている。
これも直さないとな。
この本は分かっていて直せないことをダメだと正面切って注意して、言い方がソフトなので直さないといけない気にさせる。実行しないとなー