10年後を後悔しない君へ
- 作者: 藤巻幸大,藤巻幸夫
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前向きすぎる藤巻節が炸裂するが、こんなことを言ってくれる斜めの関係の人が必要だ。
阪神優勝のかかった試合を優先して、仕事をすっぽかした人がどうなったか?
直後に地方に飛ばされたが、今は常務になっている、とか例の力がすごい。
ちょっと話が外れるが、私はコンピテンシー(って流行おくれかな)は怖いなーと思う。
できる人の行動パターンを真似して、真似度が評価の対象になる。
できる人は、今の時流に乗っているだけで、流れは常に変わり、できる人も変わる。
決まった型の通りにすれば評価されても、これからの変化についていけるかどうかは別で、どちらかと言えば落ちこぼれの人には底上げになるかもしれないが、変化を読もうとして失敗して、たまに成功する(ことができれば大したものだと思う)人に人真似は足引っ張りの評価軸だ。
会社に評価されない将来の芽をいかに大切にするか、会社のほうを常に向いていない人が成功するのか。
その他大勢に埋もれるより、たまにホームランを出す変わった人になる、、、それも難しそうだな。
自分に自信があって、運もある人はあこがれるけど。
でも、この例があると思えば、常に会社のほうを向いていなくても、自分で勝負の賭け時を判断するという選択肢を持ってもいいんだなと思えて、勇気が出た。
今、立て直しに呼ばれたとかいう噂もある人と仕事をしているが、支店内だけでなく、部を横断する会(勉強会?)の会長に滑り込み、会社にあまり理解者がいないけど大切なことをきちんとルール化して、そっちに全体を動かしていくんだぜいみたいな。
その見識の広さに圧倒されて、自分と進める仕事のほうでは、自分はどうその見識に+αの材料を提供できるかとかいろいろと悩んでいるのである。
自分もあと15年もすれば、会社の方針に寄与できるようになれるのか、(本店に飛ばされたら嫌でもそうなるけど、)それはともかく、目標として早く自分も会社の方針にたてつくことができるようになりたいっぽくまとめる。ちなみにその人は子持ちの女の人である。