社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

年に1回も旅行に行かない私が、旅行に行きたくなるような本ではなかった。

しかし、涼しい部屋の中、お茶を飲みながら楽しむのなら、1370円を出してもよかったと思えた。

日本の紙幣に伊藤博文がいなくなったのは、オリンピックを控えて交流が盛んになるであろう韓国に配慮した説は、アメリカや中国などの大国しか政治家を紙幣にしない(EUは文化人、科学者、アフリカ等は動物にしたり)ことと合わせて新鮮な見方だった。

また、私はコカ・コーラが嫌いなのである。たぶん人生で40回も飲んでいない。

が、普段はおいしくなくても、エジプトやインドのような暑くて埃っぽい環境、冷暖房でコントロールされていない環境で、あの甘ったるさはおいしいそうだ。

マチュピチュ遺跡のそばには一件だけホテルがあり、そこに泊まると(それ以外は近くても山のいただきにしかホテルがなく、遠いので)朝は誰もいない遺跡を散歩できるとか言われると、ちょっと魅力的に感じなくはなかったし、感受性のある人には面白い本かもしれない。