人生を降りる
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01/09
- メディア: 文庫
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こんにちわ、性格診断エゴグラムでは、CBAACもしくはCBABCでワガママ全開であまり人の目を気にしない秋津君です。
ワガママを理性でフォローしていると自分では思っているものの、やりたくないものはやりたくないんだよ〜ん。
と、あまり人の目を気にしない私には、この本のいうことはあまりしっくりこなかった。
40〜50代になったら、社会的に有益な仕事から手を引くのもよろしいんじゃない?みたいな。
でも、40〜50になってもやるべき仕事がある人って一握りの男だけじゃん。
あとは出世コースから降りているのが明白で言われなくても付き合い仕事は減っていると思うし、もしくは一般事務職で最初からその芽がない子で、読者層はどこよ?
書く人はさもしい人だ、みたいな文に対しては、俺が文章を書いているのは単なる自己満足だし、うまく書けると嬉し〜ぐらいなもので。
今までもらったメール0通、日々のユニークアクセス数は10人前後(当然検索経由が主)で書き続けるのに虚栄心なんてある訳なかろう。
俗物なんて自分がどうこうできない他人のことなんて気にしないし←CPが低い。
自分が俗物であって、美しくない目障りだと思われても、私は私のやりたいことをするだけだ←FCが高くてACが低い
と、なんだか読んでいてもすれ違いが続くので、読むのをやめました。
人生を半分降りて、好きなことをしても、(とは言ってない気もするが私の理解度はその程度)、その好きなことは誰かにそう思わされていると言えないのか?
本当に自分がやっておきたいことって何?と言う問題の考えるヒントがあれば面白かったんだけど。
でも、最後の章はよかったな。
それは、まもなくあなたを訪れる「死」に常に向き合って、繊細な精神・批判精神・懐疑精神をもち、自己中心的な態度を貫き、できるだけ世間と妥協せずに生きることです。
それは、世間的には不幸なことであり、この不幸を噛みしめ不幸を自覚して生きることでもあります。
そして?
そして、あなたは間もなく死んでしまうのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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