騙されない生き方
- 作者: 苫米地英人,中村うさぎ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近、仕事でひとかどの人物になるのを諦めたほうではないのかという疑惑に駆られる30代、秋津です。
健康上、仕事がきついけど楽しい部署への異動希望を出すことさえ止められる。
ってゆーか、自分は仕事できない奴じゃない?
趣味と家庭に生きる道もありか、、、
まったく逆で、「自己実現なんてバカらしいよ。今の自分が最高だと思いなさい」と教えているんだ。(略)
仮想の自分と比べるなんてアホだよ。(略)
でもその「仮想の自分」は存在していない。
それに仮想の自分に比べれば、現在の自分は、必ず負けるに決まっているから、いつまでも負け戦を続けるようなもの。
「高次の自分をつくりたい」という欲求が、同時にいつも、「自分はダメだ」という自己説得になってしまう。
これでは永遠に幸せになれない。
その通り!この一文で本代は回収できた。
で、今の自分は、理想を高く持ちすぎて、潰れかけ(というほど思いつめてもいないけど)から、すべてを投げ出す欲求に駆られているのだぁ〜
(しばらく2日に一度はブログを更新する予定)
極端から極端に走らんでも、自分。
苫米地先生も理想を高く持ちすぎるなと言っても、自分のやるべきことを投げ出せとは言ってない。
ところでfinalventの日記で菜根譚が勧められていた。
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20110728/1311811464
自分は以前ベントさんがおすすめしていたので、山本七平の菜根譚を買いました。
- 作者: 山本七平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/04
- メディア: 単行本
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なんだか、当たり前のことを言っているだけのような気がして、特に感想はなかった。
けど、仕事での水面下で同僚にケンカを売ったの買ったのメンツがどうだというのがあり、そのあたりまえに見える生き様を貫き通すのは難しいんじゃない?
なんなんだろう?視点を遠くに持つ生き方?
無理して虚勢を張ってずっこけるリスクと、等身大を大切にして不利益を被る可能性は、実は等しく、
それどころか、もしかしたら、自分の気持ちに素直に生きて、辛い目にあったほうが、名を残そうとして嘘を言うより、人生的には気持ちのいい生き方ができるのではないか。
いや、本当に仕事がすごくできる奴にはなれそうにはない、社会上の成功とも無縁になりそうだが、そういう生き方もありか。
ちょっと疑惑に捕らえられたので、もう一回菜根譚を読み直してみようっと。
※菜根譚の中身は思い出し書きなので、内容はたぶん不正確です