「キャリアアップ」のバカヤロー

とりあえず3年我慢して働け、と言われる。

自分は3年たって、転職計画を立てなくなくなるぐらい仕事の面白さが分かるようになった。

単に今の部署は、やりがいとワーク&バランスがとれていて(サービス残業1時間半で済む)、勤務希望者も多い働きやすいところなだけかもしれないけど。

だけど、一応その手の本は押さえる習慣が、もとい、転職は諦めても、社内異動希望出しまくりの自分にはまだまだ耳が痛いし勉強になる。

一言で言うと、「目の前の仕事を一生懸命できないやつは何をしてもダメ!」

ちょっと違う気がしないでもないが、ビジネス本を読むことと仕事のできることは関係ない。

その自己啓発は滑ってないか?

いや、私、今年度の行動目標(成果目標?)のオマケに、今の業務とは直接関係ない、中小企業診断士の一次試験の勉強をがんばるって書いたのである。(年初の目標と違うと言う突っ込みは無し)

そのうち、営業もどきに戻った時の提案に新しい視点を入れたいという言いわけで、(わが社には社内中小企業診断士が求められる部署がありって秘かにそっちが本命)。

で、業務と関係ないし、上司の嫌味も覚悟はしていたんだけど、かけられた言葉は斜め上。

今の自分の職種のトップは、新事業立ち上げと仕事分野の大学の博士号取得を並行していたんだと!

奥さん大変だなの古き良き時代ね的突っ込みはともかく、仕事人間で有名な人なのであった。

仕事も資格勉強も真面目にやらなきゃいけない追い込みをかけられた気分である。

ハードルが上がって、仕事も自己啓発ももちろん両立(泣)

この本では著者が転職(失敗つき)から得た、転職時に引っかかりやすい注意点は実践的で、最終章「20代のとき私が知りたかった12のルール」で、自分にまだない社会人の視点をとりこむ。

お仕事人間がんばろうエネルギーチャージは実行できたので、良書だったと思う。