【1冊目】42歳からのルール

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 42歳からのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール (アスカビジネス)

を全編立ち読みして、42歳からも読み始めたけど、疲れたので、買って帰る。

1400円の価値はあったかといえば、これだけで30000円の価値のある章があった。

初対面の外国人のハートを掴む方法。

筆ペンをもってという発想がなかったところに、相手の名前を漢字変換して、さらに・・・。

これは面白そう。覚えておこう。

それから、40代になると、ITエンジニアなどのスペシャリスト系は現場での仕事を若い頃と同じようにやれるかどうかが不安になり、ジェネラリストも先輩を時代の波に乗れた運のいい人たちと片付け、ロールモデルがない。

みんな不安を抱えているがこれは若者の「自分探し症候群」と同じで、不安の正体は、実は自分の頭の仲にしかない。いつでも変化に対応できる「しなやかさ」を失わないこと、とオチをつける。

不安なんて考えたってしょうがないよね、やれるだけやってみるだけかと、ここでちょっと元気が出た。

↑ビジネス本はカンフル剤

この2章でもとは取れたが、家族との過ごし方を書いた章もある33歳からのルールのほうが、章立てとしては好きかな。

また、20年仕事をしてきたら蓄積があり、別の業界でその経験を活かせられることも書いてあるが、夏彦爺が言うような、こういう経験があれば、こういうこともできるといったいかさまの才も見せてもらいたかった気がする。

ゲーム業界の著作権に強い人だとかこれから伸びる業界のスペシャリストだなんて、伸びるかどうか分からない時代にその技術にかけた決断が要り、だれかれ持っている経験じゃないわけで、ビジネス本を必要とするパンピーに例として出すには不適切だ。

だから、苦労は買ってでもしろの章があるのかもしれないけど。

ま、楽しめました。