野蛮人のテーブルマナー

「あなたに話してもいいんだけれども、実はひじょうにヤバイ話で、知ってしまうと当事者になる。

それでも聞きたいかい」と問われれば、プロの情報屋ならば「必要なないことは知りたくありません」と答えるのがテーブルマナーだ。

それでも相手が話を伝えてくるならば、その話はきちんと聞いておく。

ただし、こちらから無理に聞き出した話ではなく、相手が無理やりに聞かせてきた話なので、相手に対する「貸し」になる。

佐藤が書いた前半のテーブルマナー編は面白いが、後半の対談編は失速して読み飛ばし。

佐藤の地の文が面白い→佐藤が面白いと短絡してよろしゅーおますか?

佐藤優バブルだと思って手は出さなかった口なのだが、ちょっと読んでみると惹きつけられる。

ちなみに自分は宮台も好きだけど、佐藤の魚住との対談も好きなのである。

学問的根拠は当てにならないと思うけれど、ある概念の提出としては知的に(?)興味深いんだよね。

しばらく連載は読んでいなかったが、単行本を追っかけてみようかな。

野蛮人のテーブルマナー

野蛮人のテーブルマナー