野蛮人のテーブルマナー
「あなたに話してもいいんだけれども、実はひじょうにヤバイ話で、知ってしまうと当事者になる。
それでも聞きたいかい」と問われれば、プロの情報屋ならば「必要なないことは知りたくありません」と答えるのがテーブルマナーだ。
それでも相手が話を伝えてくるならば、その話はきちんと聞いておく。
ただし、こちらから無理に聞き出した話ではなく、相手が無理やりに聞かせてきた話なので、相手に対する「貸し」になる。
佐藤が書いた前半のテーブルマナー編は面白いが、後半の対談編は失速して読み飛ばし。
佐藤の地の文が面白い→佐藤が面白いと短絡してよろしゅーおますか?
佐藤優バブルだと思って手は出さなかった口なのだが、ちょっと読んでみると惹きつけられる。
ちなみに自分は宮台も好きだけど、佐藤の魚住との対談も好きなのである。
学問的根拠は当てにならないと思うけれど、ある概念の提出としては知的に(?)興味深いんだよね。
しばらく連載は読んでいなかったが、単行本を追っかけてみようかな。
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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