35歳の教科書
拝啓、終電帰りの
ビジネスパーソン様。
35歳からは、
ただ頑張っても報われません。
サービス残業をしても、
給料は上がりません。
ポジティブシンキングだけでは、
乗り切れません。
そんな今こそ、
あなたと家族がつくる
人生が始まるのです。
帯の文句に魅かれて購入してみる。1000円で買えるし。
成長社会で教育を受けてきた私たちは、「引き際」について考えることがほとんどありません。(中略)
だから、たとえ自分のやりたいことでなくても、ゲームのルールを提示されたら、ほぼ無条件に勝利に向かって突き進んでしまう。(中略)
上昇しているときはおもしろいし、それが自分の意志であると確信さえしています。
しかし、その盲信は場合によっては病気という形で表れ、第一線からの突然の撤退を強いるかもしれません。
2月ごろ疲労で頭痛と嘔吐に悩まされつつ頑張ってますた。
異動になってよかったが、また次もやるだろうな。
「あなたはどこから来て、どこへ行こうとしていますか?」
私は一緒にプロジェクトに取り組む人に、決まってこう質問します。
初対面の相手ですから、何か共通項を探したい。(中略)
逆にいえば、相手の人生の背景を知らないままで、一緒に仕事はできません。
自分はこの問いかけをされても、まだはっきりと答えることはできないな〜
そろそろ仕事の全体像をつかみ、目標を持つ時期だよな。
こないだの東京出張の交流会で技術交換したい人を見つけて、自分が会社のこの分野の第一人者を目指しても面白いかも、と思った。←刺激を受けた
会社の日陰分野なんだけど、ニッチな需要は確実にある分野なんだよな。
熱い夢を語りたい、か。
私は帰り際に必ず担当者に「近いうちに直接お話がしたいので、お時間をいただけますか」と話しかけるようにしていました。
早ければその日のうちに、遅くても一週間以内に出向いて、1対1で話で聞くのです。
(中略)「仕事の話をする前に、まずはライフストーリーを交換し合うのが新しい常識」というくらいに考えてほしいです
覚えておくと面白いかもしれないライフハック。
「本当の自分」も「理想的な職場」も「自分にぴったりの結婚相手」も、すべて『正解主義』の産物です。(中略)
だったら、「正解」ではなく「納得解」を探さなければならない。
今の自分が気に入らないとしたら、どうしたら弱点や欠点を克服し、変化していくことができるのか(中略)
目の前の相手の良いところを認め、ともに人生を歩んでいく可能性を見いだせないのか。
「正解主義」で正解の相手を求めるのではなく、結婚してから「修正主義」で試行錯誤していけばいいということ。
自分、誰とでも結婚していい。それなりにいい人は転がっていると思っている。
今付き合っているのは11年上の人で、子供は養子でいいと思っていたのだが、40歳の夫婦は養子がもらえないの?と議員さんの話を聞いて。
大物になると過去のスキャンダルが暴かれるので、リスクを冒さずに育ってきた二世が後継ぎになる。
(中略)
「失敗しなかった人」=「チャレンジをしなかった人」なので、小粒になっていくのは当然なのです。
実は「サラリーマン金太郎」はトンネル云々のところまでしか知らない。
その他、20代後半〜30代前半はハードワークを経験していたほうがよい、だそうで、実力のある人が言うと説得力があって困る。
やっぱりスタートダッシュが肝心か。
大学院受験計画は今年度は延期する予定だが、もっと仕事をきちっとやってからとか言ってたら、8年間は受験できそうにない…
この本は35歳からの本だもんな
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: 幻冬舎メディアコンサルティング
- 発売日: 2009/09
- メディア: 単行本
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