中学生からの愛の授業

結婚は、祭りみたいな非日常ではなく、繰り返しだらけの日常だ。

日常そのものに含まれている「愛は永遠」が必要なんだ。

そのことがわかっていないと、必ず結婚に失敗する。

わかるようなわからないような。

しかし、今の日常を気に入っているし、あえて冒険してより楽しくなるという思い込みも無しに結婚はしにくい。

婚活を真面目にしようかどうか思案中の自分ですが、みんながしているから結婚をしたいと思うだけである。

(あと家事が楽になるとよい)

趣味と仕事と家庭は両立できないといわれれば、確かに今も趣味と仕事と英語の両立ができていないのでよく分かる。

35歳までの職場の人の3分の2は結婚していないしな、という私はこの本の対象読者の倍の年齢を生きている。手遅れです。

この本を読んでみて思うのは、宮台に小説は無理とゆーことですな。

この本は5人の少女それぞれと宮台の対話からなるが、実際の中学生ってこんなものなのだろうか。

書割りっぽく、生きている人間と話していて、こちらの予想外の方向に会話が進むという先の見えなさがない。

とくに真面目で成績優秀な私立中3年の優等生少女と設定の子が、頭の良い子と話していて、話を自分なりに咀嚼して、疑問を提出するとゆー感じが全くしないのはいたい。

中学生からの愛の授業

中学生からの愛の授業