はじめての課長の教科書

AクラスとBクラスの社員の違いが面白かった。

Aクラス社員というのは、貪欲に「やらなくてはならない仕事」だけを嗅ぎ分けて、それだけに集中する能力をほとんど例外なく持っています。

こうした人材は、特に「やらなくてはならない仕事」がないときには、サッと家に帰ってしまったりもします。

サッと家に帰ってしまうことで、上司に自分が暇であることをアピールすることができ、いざ本当に重要な仕事が入ってきたときには、それを確実に自分の責任下に置くことに成功します。

典型的なBクラス社員(Aクラス社員ほどには優秀でない普通の人材)は、いつでも「やったほうが良い仕事」ばかりを探してきてはなんだか忙しくしているものです。

そして「やらなければならない仕事」はすでにAクラス社員に奪われてしまっています。

アイタタタタ。

実は、残業時間が長いくせに、いまいちふるわない秋津さんです。

まだ慣れない仕事だし、他はベテランだし、しょうがないと言えばしょうがないですが。

いや、自分の目指すのはアフター5に生き生きとする社員なんだけどさ。

でも、まじめなもんだから、中途半端に頑張ってしまうのであった。

他にも出世させるべき無私な社員の傾向も良かった。

同期の顔を思い浮かべて楽しみました。

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