一言変えるだけで!もっと人に好かれる話し方

注意を受けたときは
(反省)「すいませんでした」
 ↓
(感謝)「私のために、こんなに時間を使っていただいて、ありがとうございます」
    「こういう言葉をいただき、ありがとうございます」

相手に素直になってもらう伝え方はひとつです。
それは「累進話法」です。
自分以外の第三者を(その場にいない)主役にして話す方法です。

自分の経験でなく、誰かの経験だということ、自分の考えたことでなく、誰かのアイディアだということを伝える方法。それが累進話法です。

すぐに使えそうだと思ったのは、この2つである。

収穫的には★3つ半なのだが、文章の雰囲気が非常に良いので★4つ。

これは、山本七平並に、独自のいい雰囲気がある。

山本七平は、白い絹糸が海原を真っ二つに割るような、深くて底冷えする、これが戦中派かと思わせる静けさが特徴的だ。

著者は、ビジネス本にありがちな、まっすぐ前しか見ていない異様に高いテンションではない。

一つ一つの文章の間に1秒2秒の沈黙がある。

良く考えて人の言うことに耳を傾ける余裕がにじみでて、かと言ってくどくなく、自分がしっかりある。

自分が自分が、の頑固さは見えず、しなやかさを印象付ける。

著者の視点には他人がしっかり映っていてまなざしが優しいが、開きすぎない距離も同時にある。

自分でも何言っているか分からないが、すごい心地よい雰囲気だ。

内容ではなく、疲れたときにこの文章を読んだらいやされるだろう。

著者が小説書いたら絶対買うな〜

一言変えるだけで!もっと人に好かれる話し方

一言変えるだけで!もっと人に好かれる話し方