ちはやふる、トライマイスタ、蒼海訣戰、本屋の森のあかり
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: コミック
- 購入: 9人 クリック: 178回
- この商品を含むブログ (121件) を見る
千早も2年生になって後輩が入ってきた。
自分のモチベーションの維持とは別に、相手を動かす技術が必要となる。
「のれんに腕押し」、空回りの恐怖に同調する2×才。
しかし物語りはそちらには進まず、後輩切捨てと意外な方向に。
冷静だな、高校生。
ま、当然頑張る子も出るし、女子学生対象の本だからどう着地させるか、だが、その周りが呆れる場面は座布団1枚。
☆半コ分プラス。
- 作者: 納都花丸
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
[★★★]
主人公はアイヌ民族っぽい一族で、明治政府っぽい国の偉い手の養子である。
懐柔されているが、2つの一族の間に挟まって苦悩する、と将来的にはなるのかどうか。さわりはあったけど。
どっちも取りたいが片方しか取れない状況には引き付けられるし、眼の付け所はいいと思うんだけど、8巻目にしてまだ幼年学校2年目。
これからの悲劇を盛り上げるためには在りし日の思い出が必要だとはいえ、基本的には牧歌的状況が長く続くと飽きてくる。
7巻は未読だが、別に買わなくても主人公に特に成長の断絶がなさそうなのがいたい。
物語の展開上必要な場面を仕込んでいるのは分かるんだけどさ。
- 作者: 中山敦支
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/07/17
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 中山敦支
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/08/18
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
漫研で評判がよかったので、ちょっと買ってみる。
私はヒロインが死んでからより、死ぬまでの緊張感が好きですな。
週刊誌らしさが出ている。
ただし、ヒロインに対する思い入れがあったら、死亡後の展開に感情移入できたかもしれないとは思う。
ヒロインが可愛いのはポイント高。
友達がいないセンゴの設定はアラシヤマより安心できる。
センゴは超人気アイドルだから、安心して笑うことができる。
パプワくんのアラシヤマは弱いものイジメぽくて笑えなかったので。
- 作者: 磯谷友紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
ヒロインの片思い相手の欠点が明らかになる巻。
7巻が初読だと、なぜヒロインが惚れたのか分からないな。
私は優等生の良さが分からんとバイ。
とはいえ、安心して読むことができる現代の童話である。
後味の悪い客の話は出るがあくまでスパイス、なければ甘すぎて読みづらかっただろうぐらいには、基本的に登場人物みんないい人だし。
羅川真理茂の「ニューヨーク・ニューヨーク」もしくは「赤ちゃんと僕」が本屋においてあったら、そっちを買っていたなとは思うが。