獅子文六「大番」が刊行

橋本治が「大番」が面白いと言っていて、福田和也にも似たような発言があったと思う。

獅子文六を読んでみたくて、何十年も前の集英社(?)の赤い文学全集に納められた文六の刊を買ってみたり、300円であった「父の乳」を買ってみたりしたものの、いまだに未読。

今日の日経新聞北上次郎が選ぶ「昭和エンターテインメント叢書」(小学館文庫)の紹介がなされていて、今月から7月まで刊行されるラインナップは大佛 次郎「ごろつき船」、西村寿行「捜神鬼」に獅子文六「大番」など。

「大番」でぜひ獅子文六デビューしたい。

「ごろつき船」は何度も単行本化されたらしいし、他のラインナップも読んでみたいな。