夢の宮〜竜のみた夢〜

二人の王子と相思相愛の姫。しかし、どちらかを選ばなければいけない話と夢の中で会う少女に惚れた王子様の話。

実はオチから読んだのだが、最初から読み通すことができた。物語力はある。

しかし、主人公に感情移入できず、ま、私とは関係ないしと入り込めない。

作者の書きたいことが私の読みたいことと異なるのがつらく、シリーズの続きを読むかどうかは微妙な線だ。

もっとも、これが1作目だからここから伸びるんだろう。

いい物を持っているし、土曜日に適当な巻を借りてこようと思う。

夢の宮〜竜のみた夢〜 今野緒雪 コバルト文庫 1994