「現場」学者中国を行く
「上海市内でタクシーに乗ると、非接触型ICカードによって料金が支払われる。
さらに、そのICカードが路線バス、地下鉄、モノレールなど今日今日交通機関全体で利用できる」
2003年に書かれた本で、その時点で、上海ものすごく進んでいるじゃん。
それから中国には農村戸籍(6割)と都市戸籍(4割)があり、社会保障に差があるらしい。
農村戸籍の人には、医療・年金などは提供されていない。
両親の戸籍が違う場合は母親の戸籍になるなど知らなかった。
戸籍を変えるには都市部の大学を卒業すること(進学率11%)と厳しい。
それからこの本では地域別の産業の特色が書かれていて、確かに中国の農村部と都市部の違いは知っていたけど、あれだけ広けりゃそれ以外にもグラデーションがあって当然と思い当たらなかったことを恥じる。
勉強になりました。