クララ白書Ⅰ

周囲からは「しーの」という愛称で呼ばれている、徳心学園中等科に通う桂木しのぶ。

父の転勤で学園生活3年目にして付属の寄宿舎に入ることになったのだが、そのクララ舎には新入りに対するとんでもない伝統があった。

しーのと編入生の蒔子と菊花、3名の新入舎生に課せられたのは、食糧庫破り&ドーナツ45個を作り上げること!やってみせると言い切ったからには成功させなければ…。    (amazonより)

3月のライオン」を読んで、おおっ青春だ、と大喜びで読んだ私ですが、この本にはあまり萌えられなかった。

主人公が巻き込まれ型で、確かにいい子なんだが、凡庸でしょ。学校でも有名人というのは、やりすぎ設定だ。

どうせ夢を見るなら世界を救う系だ〜と破妖の剣のほうが面白かったです。

クララ白書 氷室冴子 コバルト文庫 2001