宮脇檀の「いい家」の本

ことによると今の日本の男たちは会社に住んでいて家に通勤しているのかもしれない。

都会に住みたい(郊外はいや)とか、実際子どもが出来るかどうかは未知数だが、子ども部屋はベットとタンスだけの3畳にする、という刷り込みは宮脇檀によってなされたのだと再確認。

男が帰りたくなる場所の提案にうなずきます。書斎は要らないが書斎に似たものは必要!

なんか宮脇のする提案が魅力的なんです。すっかりその気にさせられます。

外国や以前の日本の例を挙げ、住みやすい環境とはどういうものであるか、はじめて(?)イメージすることが出来ました。

それは、いかに自分の住む住宅事情が悪いかの裏返しでもありますが、今まで全然意識していませんでした。

指摘されると、ちょっと居心地が悪くなります。笑ってごまかし。

最後に、亡くなった宮脇に合掌。

宮脇檀の「いい家」の本 宮脇檀 PHP文庫 2004