新版小説道場④

だから門番たちは摂食障害ではないんだし、JUNE小説を書かなくては社会復帰できないわけではないんだから!

中島梓栗本薫の小説を書くことに対する思いに圧倒された。私が本好きなのに小説を書こうとは思わないのはなぜか、という疑問の答えがあった。

投稿された小説への批評だが、読み物として面白かった。

栗本の、人の書いた小説に対する批評にブレがなく、芯があった。これまで、栗本薫には偏見があったが、グインサーガに挑戦したくなった。

さり気に中里一が門弟になっているのを発見。中里十ガガガ文庫、読んでみたいけど、近所においてないんだな。

新版小説道場④ 中島梓 成美堂出版 1997